Igor Stravinsky Edition / イーゴリ・ストラヴィンスキー・エディション【輸入盤】
Igor Stravinsky Edition / イーゴリ・ストラヴィンスキー・エディション【輸入盤】
2021.03.12 発売/9029.514093
ストラヴィンスキー没50年!
主要作品、あまり演奏されない作品、トランスクリプションから、自作自演による歴史的録音を収録した記念BOX
主要作品、あまり演奏されない作品、トランスクリプションから、自作自演による歴史的録音を収録した記念BOX
【収録予定曲】
イーゴリ・ストラヴィンスキー:
《CD1》
1) 幻想的スケルツォ Op.3(1908)
2) 幻想曲『花火』Op.4(1908)
3) バレエ音楽『火の鳥』(1910)
[演奏]エリアフ・インバル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
《CD2》
1) バレエ組曲『火の鳥』(1910, Ballet Suite 1919)
[演奏]リッカルド・ムーティ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
2) バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911 original version)
[演奏]エリアフ・インバル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
《CD3》
1) バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1911, orchestration 1947)
[演奏]リッカルド・ムーティ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
2) バレエ音楽『春の祭典』(1913)
[演奏]マリス・ヤンソンス(指揮)オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
《CD4》
1) 交響詩『ナイチンゲールの歌』(1917)
[演奏]ピエール・ブーレーズ(指揮)フランス国立管弦楽団
2) バレエ音楽『プルチネルラ』(1920)
[演奏]アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
サイモン・エステス(バス)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
3) 小管弦楽組曲第2番(1921)
4) 小管弦楽組曲第1番(1925)
[演奏]ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
《CD5》
1) バレエ音楽『結婚』(フランス語歌唱:1914-1917 & 1919-1923))
[演奏]バシア・レチツカ(ソプラノ)、アルレット・シュデル(アルト)、
エリック・タピー(テノール)、
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)、
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
打楽器アンサンブル、
ローザンヌ大学合唱団(ミシェル・コルボ:合唱指揮)
シャルル・デュトワ(指揮)
2) 4つのロシアの歌(オリジナル版:1914-1917)
3) 4つのロシアの歌(4つのホルン付き版:arranged 1954)
[演奏]ジャック・ジュイノー(指揮)フランス放送合唱団
4) 交響組曲『妖精の口づけ』(ディヴェルティメント)(1928-1934, revised 1949)
[演奏]アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
《CD6》
1) バレエ音楽『ミューズを率いるアポロ』(1928, 1947 revised version)
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2) 4つのエチュード(1928)
[演奏]ピエール・ブーレーズ(指揮)フランス国立管弦楽団
3) 詩篇交響曲(1930, rev. 1948)
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送合唱団
4) 協奏曲 変ホ長調 『ダンバートン・オークス』(1938)
[演奏]ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)スコットランド室内管弦楽団
《CD7》
1) クレド(使徒信経)(1932)
2) アヴェ・マリア(1934)
[演奏]スティーヴン・クレオバリー(指揮)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
3) バレエ音楽『カルタ遊び』(1936)
[演奏]ジェイムズ・コンロン(指揮)ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
4) 交響曲ハ調(1940)
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5) 協奏的舞曲(1941-1942)
[演奏]ネヴィル・マリナー(指揮)ロサンゼルス室内管弦楽団
《CD8》
1) 4つのノルウェーの情緒(1942)
[演奏]ドミトリー・キンタエンコ(指揮)ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
2) サーカス・ポルカ(1942)
[演奏]エリアフ・インバル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
3) ロシア風スケルツォ(ジャズ・バンド版:1944))
4) ロシア風スケルツォ(管弦楽版:1944)
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市交響楽団
5) 3楽章の交響曲(1945)
[演奏]ズービン・メータ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
6) 弦楽のための協奏曲 ニ長調(1946)
[演奏]ユーディ・メニューイン(指揮)バース祝祭管弦楽団
7) 祝賀前奏曲(1955)
[演奏]チャールズ・マッケラス(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
8) バレエ音楽『アゴン』(1957)
[演奏]岩城宏之(指揮)メルボルン交響楽団
《CD9》
1) パストラール(1907)
[演奏]エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
2) 2つの歌曲(1910, orchestration 1951)
[演奏]フランソワ・ル・ルー(バリトン)
ジョン・ネルソン(指揮)モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
3) 歌劇『夜鳴きうぐいす』(1914)
[演奏]ナタリー・デセイ(ソプラノ)、ヴィオレッタ・ウルマーナ(アルト)、
ロラン・ナウリ(バリトン)、マリー・マクローリン.(ソプラノ)、他
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・コンロン(指揮)
4) ブルレスク『きつね』(1917)
[演奏]ジュール・バスタン(バス)、エリック・タピー(テノール)、
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、他
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)、
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
シャルル・デュトワ(指揮)楽器アンサンブル、
《CD10》
1) 兵士の物語(1918)
[演奏]ジェラルド・キャラ(語り)、クランソワ・ベルデ(兵士)、
フランソワ・シモン(悪魔)、ニコラス・チュマチェンコ(ヴァイオリン)、
シャルル・デュトワ(指揮)楽器アンサンブル、
《CD11》
1) 歌劇『エディプス王』(1927)
[演奏]アントニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)
マルヤーナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
ジョン・トムリンソン(バス)
アラステア・マイルズ(バス)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
《CD12》
1) メロドラマ『ペルセフォーヌ』(1933)
[演奏]アントニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ケント・ナガノ(指揮)
《CD13-14》
1) 歌劇『放蕩児の遍歴』(1951)
[演奏]ロバート・ロイド(バス)、
ドーン・アップショウ(ソプラノ)、
ジェリー・ハドレイ(テノール)、
サミュエル・レイミー(バリトン)、
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)、
アン・コリンズ(メゾ・ソプラノ)、他
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
ケント・ナガノ(指揮)
2) シェイクスピアの3つの歌曲(1953)
[演奏]イアン・ボストリッジ(テノール)
アダム・ウォーカー(フルート)、
マイケル・コリンズ(クラリネット)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)
《CD15》
1) ピアノと管楽器のための協奏曲(1923-24, revised 1950)
2) ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(1929, revised 1949)
[演奏]ミシェル・ベロフ(ピアノ)
小澤征爾(指揮) パリ管弦楽団
3) ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(1931)
[演奏]マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)ロンドン交響楽団
4) ムーヴメンツ(1959)
[演奏]ミシェル・ベロフ(ピアノ)
小澤征爾(指揮) パリ管弦楽団
5) パストラール
(ヴァイオリンと管楽四重奏のための:1907: by Stravinsky & Dushkin 1933))
[演奏]ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、
メイリク・アレクサンダー(ファゴット)、
マイケル・コリンズ(クラリネット)、
ジェーン・マーシャル(イングリッシュホルン)
デイヴィッド・テオドール(オーボエ)
6) 弦楽四重奏のための3つの小品(1914)
[演奏]アルバン・ベルク四重奏団
《CD16》
1) 11楽器のためのラグタイム(1918)
[演奏]シャルル・デュトワ(指揮)器楽アンサンブル
2) クラリネットのための3つの小品(1919)
[演奏]ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
3) 弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ(1920)
[演奏]アルバン・ベルク四重奏団
4) 管楽器のための交響曲(1920 original version)
[演奏]ケント・ナガノ(指揮)ロンドン交響楽団
5) 管楽八重奏曲(1923)
[演奏]シャルル・デュトワ(指揮)器楽アンサンブル
6) 協奏的二重奏曲(1932)
[演奏]イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
7) エレジー(1944)
[演奏]タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
8) エボニー協奏曲(1945)
[演奏]マイケル・コリンズ(クラリネット)
サイモン・ラトル(指揮)ロンドン・シンフォニエッタ
9) 12楽器のためのコンチェルティーノ(1920, orchestrated 1952)
[演奏]ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・アンテルコンタンポラン
10) ラウール・デュフィ追悼の二重カノン(1959)
[演奏]アルバン・ベルク四重奏団
《CD17》
1) スケルツォ(1902)
2) ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調(1903-1904)
3) 4つのエチュード Op.7(1908)
4) ドイツの行進曲の思い出(1915)
5) 子供のためのワルツ(1917)
6) ピアノラのための練習曲(1917)
7) ピアノ・ラグ・ミュージック(1919)
8) 5本の指で(8つのとてもやさしい小品)(1921)
9) ピアノ・ソナタ(1924)
10) イ調のセレナーデ(1925)
11) タンゴ(1940)
[演奏]ミシェル・ベロフ(ピアノ:1-4, 6-10)
レックス・ローソン(ピアノラ:5)
《CD18》
1) バレエ音楽『火の鳥』組曲(グイド・アゴスティによるピアノ編曲抜粋版)
[演奏]ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
2) バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3つの楽章
[演奏]ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
3) バレエ音楽『ペトルーシュカ』(2台のアコーディオン編曲版)
[演奏・編曲]ジェイムズ・クラブ&ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)
4) プルチネルラからのイタリア組曲(ピアティゴルスキー&ストラヴィンスキー編)
[演奏]トゥルルス・モルク(チェロ)、ラルス・フォークト(ピアノ)
《CD19》
1) バレエ音楽『春の祭典』(ストラヴィンスキーによる4手版)
[演奏]ファジル・サイ(ピアノ:多重録音)
2) ラグタイム(ピアノ版)
[演奏]マルセル・メイエ(ピアノ)
3) プルチネルラからのイタリア組曲(ドゥシュキン編)
4) 歌劇『マヴラ』より「ロシアの歌」(ドゥシュキン編)
5) 『妖精の口づけ』(ディヴェルティメント)(ストラヴィンスキー&ドゥシュキン編)
[演奏]イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ:3&5)、
サミュエル・サンダース(ピアノ:4)
6) タンゴ((2台のアコーディオン編曲版)
[演奏・編曲]ジェイムズ・クラブ&ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)
《CD20》
1) バレエ音楽『火の鳥』(抜粋)
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)グランド・オーケストラ
[録音]1928年11月8-10日、パリ
2) バレエ組曲『ペトルーシュカ』(1911年版)
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)シンフォニック・オーケストラ
[録音]1928年6月27-28日、ロンドン
3) 『兵士の物語』組曲
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
マルセル・ダリュー(ヴァイオリン)、エミール・ゴドー(クラリネット)、
ウジェーヌ・フォヴォー(トランペット)、
ジャン=ポール・モレル(打楽器)、
アルフォンス=ジョセフ・デルマス=ブーサゴル(コントラバス)、
ギュスターヴ・デラン(ファゴット)、
ラファエル・デルボス(トロンボーン)、
[録音]1932年5月6-7日、パリ
《CD21》
1) バレエ音楽『春の祭典』
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
グラン・オーケストラ・シンフォニーク(ワルター・ストララム管弦楽団)
[録音]1929年5月7-10日、パリ
2) 詩篇交響曲
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
ワルター・ストララム管弦楽団、アレクシス・ヴァルゾフ合唱団
[録音]1931年2月16-18日、パリ、シャンゼリゼ劇場
3) バレエ音楽『結婚』
[演奏]ケイト・ウィンター(ソプラノ)、リンダ・セイモア(メゾ・ソプラノ)
ペリー・ジョーンズ(テノール)、ロイ・ヘンダーソン(バス)、
バークレイ・メイソン(ピアノ)、レスリー・ハワード(ピアノ)、
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)、エドウィン・ベンボウ(ピアノ)、
打楽器アンサンブル、BBC合唱団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
[録音]1934年7月10日、ロンドン、アビイロード・スタジオ
《CD22》
1) ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
エルネスト・アンセルメ(指揮) ワルター・ストララム管弦楽団
[録音]1930年5月8-10日、パリ、
2) 八重奏曲
[演奏]マルセル・モイーズ(フルート)、エミール・ゴドー(クラリネット)、
ギュスターヴ・デラン(ファゴット)、
マリウス・ピアール(ファゴット)、
ウジェーヌ・フォヴォー(トランペット)、
ピエール・ヴィニャール(トランペット)、
アンドレ・ラフォッス(トロンボーン)、
ラファエル・デルボス(トロンボーン)、
[録音]1930年5月7-9日、パリ、
3) バレエ音楽『プルチネルラ』(抜粋)
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
オーケストラル・アンサンブル
[録音]1930年5月7日、パリ、
4) 協奏的二重奏曲
[演奏]サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1933年6月、パリ
5) バレエ音楽『カルタ遊び』
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1938年2月21日、ベルリン、ジングアカデミー
《CD23》
1) 弦楽四重奏のための3つの小品
[演奏]クレットリ弦楽四重奏団
[録音]1928年12月7日、パリ
2) ラグタイム
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)器楽アンサンブル
[録音]1934年7月13日、パリ、スタジオ・アルベール
3) ピアノ・ラグ・ミュージック
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1934年7月15日、パリ、スタジオ・アルベール
4) セレナーデ イ長調
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1934年7月6-7日、パリ、スタジオ・アルベール
4) 2台のピアノのための協奏曲
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
スリマ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1938年2月14&16日、パリ、パテ=マルコーニ・スタジオ
5) パストラール(ヴァイオリンと管楽四重奏のための)
[演奏]サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)、管楽アンサンブル、
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
[録音]1933年6月6-8日、パリ、スタジオ・アルベール
6) ドゥシュキンとストラヴィンスキーのコンサート・ツアーのための
バレエ音楽からのアレンジ集
[演奏]サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1933年6月6-8日、パリ、スタジオ・アルベール
7) モーツァルト:フーガ ハ短調K.426
[演奏]イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
スリマ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
[録音]1938年2月14&16日、パリ、パテ=マルコーニ・スタジオ
20世紀の他の作曲家は、彼以上の多様な富を提供したでしょうか? 「火の鳥」や「春の祭典」は国際的な躍進をもたらし、彼の師であるリムスキー=コルサコフの名声を封印し、1957年の「アゴン」のような簡潔な古語法への長い道のりへ設定しました。様々な色へ変化可能なカメレオンのように、ストラヴィンスキーは、たゆまぬ創造性で、彼の時代の美的進化、回旋、混乱に歩調を合わせました。歴史と先史時代のロシアの彼の喚起、パスティーシュの妙技の優雅さ、古典神話の彼の適応、彼の信仰の再発見、そして彼の遅いセリエル音楽への転換において、彼はすべての挑戦を機会に変えました。
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)はロシアで生まれ、教育を受けた後、リムスキー=コルサコフより個人レッスンを受けました。彼の初期の作品は、グラズノフ、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、ワーグナー、ドビュッシー、デュカスの影響も示しています。彼の才能は、1909年にパリを拠点とするダンスカンパニーであるバレエリュスの創設者であるディアギレフによって見いだされました。ディアギレフはストラヴィンスキーに、1910年に初演されたバレエ「火の鳥」の楽譜を書くよう依頼しました。その成功に続いて、「ペトルーシュカ」(1911)と「春の祭典」(1913年)を作曲。火の鳥の豪華な音楽は、リムスキー=コルサコフとチャイコフスキーの流れにあり、特にドビュッシー(ストラヴィンスキーが個人的に知り合った)からフランスの影響を受けていました。「ペトルーシュカ」はロシアの民謡を取り入れ、「春の祭典」は、新しくオープンしたシャンゼリゼ劇場での初演で、センセーションを巻き起こしました。ストラヴィンスキーの音楽は、そのドライビング、尖った野性的なリズム、オスティナートを積極的に使用、そして衝突するハーモニーに衝撃を与えながら、犠牲的なダンスでクライマックスを迎える型破りな振り付け(ニジンスキーによる)が怒りを生み出しました。初演の年、ドビュッシーはストラヴィンスキーが音楽の「許容範囲を拡大した」と語っています。
ジャズの影響を受けた「兵士の物語」(1918)や、再びロシアの民俗文化を利用した「結婚」(1923)などの作品では、派手ではないが印象的なアプローチを採用することで彼の評判を強化しました。もうひとつは、18世紀の作曲家ペルゴレージらの様式音楽を「再発明」し、ストラヴィンスキーが新古典主義様式を採用したことを示すバレエ「プルチオネルラ」(1920年)です。彼はそれを「私の過去の発見」と呼んでいました。新古典主義は何十年にもわたって彼の作品の重要な様式であり続けました。1951年に初演された歌劇『放蕩児の遍歴』は、モーツァルトからインスピレーションを得たもう1つの主要な新古典主義作品です。
ストラヴィンスキーは、主題や調和のとれた作曲法ではなく、リズム、繰り返し、音の空間的配置を通じて、常にピアノで作曲し、体系的、系統的、絶えず実験を行っています。1962年、ストラヴィンスキーはこう語っています。「音楽の表現力を否定するのではなく、音楽の表現力に関する一種の口頭の声明の妥当性のみを否定しました。ちなみに、私はその発言を支持しますが、今日は逆に言います。音楽はそれ自体を表現しています」。
ストラヴィンスキーが、1971年4月6日にニューヨークで亡くなった後、ニューヨーク・タイムズは次のように書いています。「20世紀の音楽の歴史の中で、ストラヴィンスキーは1910年頃から第二次世界大戦の初めまでの期間で最も重要な位置を占めるでしょう。他のどの作曲家よりも、彼は世代全体に彼のマークを付けました。彼は独創的な力で作曲し、特定な世代だけでなく…彼の仲間の音楽家の評価においても音楽の前衛の象徴であった創造者でした」。
名指揮者で作曲家のピエール・ブーレーズは、彼自身20世紀音楽の重要な作曲家でありますが、次のように述べています。「ストラヴィンスキーの死は、今世紀の初めに音楽に基本的な部分にまで衝撃を与え、ロマン主義からの本当の逸脱をもたらしました。それまでの音楽世代の最終的な消滅を意味します。彼にとって、西洋の伝統とは異質な、根本的に新しい何かを見つけなければなりませんでした。生き残り、現代の時代への音楽。ストラヴィンスキーの栄光は、この非常に才能のある世代に属し、それらすべての中で最も創造的なものの1つになることでした」。
ストラヴィンスキーは創造的であり、彼の友人であり、近現代の画家で彫刻家のパブロ・ピカソのように、彼は革新する方法、トレンドを特定して「乗る」方法、そして時代とともに変化する方法を知っていました。彼の長いキャリアの中で、彼は多くの異なるスタイルを支持しました。豪華な後期ロマン主義から、残忍な「プリミティビスト(原始的、野性的、未発達)」、そしてモダニズム(1913年の画期的な「春の祭典」)、新古典主義の形態、そして最終的には連続主義へと移行しました。常に彼の独特の音楽的個性を主張し、保持しています。
このボックスは、イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)没50年を記念して製作されたものです。ストラヴィンスキーの主要な作品や、あまり聞かれない小さな作品などを、Erato / Warner Classicsアーティストによって演奏された名演奏だけでなく、ストラヴィンスキー自作自演などによる1920年代後半から1930年代にかけての歴史的録音も収録されています。ほぼ約100年の演奏史ともなっています。またストラヴィンスキー自身や他の作曲家・演奏家らによるトランスクリプションも収録。各ディスクは、ロシア出身の画家・美術理論家で、ストラヴィンスキーの音楽から影響を受けているといわれている純粋抽象絵画の創立者、ワシリー・カンディンスキーの絵画が使用された紙ジャケに封入。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
これらを理由にした、商品の返品・交換はお受けいたしかねます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。