オーボエ・ソナタは、サン=サーンス晩年の管楽器のための3曲のソナタの内、最初に手掛けられた作品。魅惑性と名技性でオーボエのためのスタンダード作品となっており、プーランクを始めフランスの作曲家たちに啓発を与えてもいる。ダニエルは本アルバムにさらにケクラン、ディティユ、さらに管楽器のための室内楽作品で傑作を残している新古典派作曲家のボザの作品も収録、1990年録音。