アメリカン・コンポーザーズ　
2019年に死去したアルジェントは、ピュリッツァー賞を得た「ヴァージニア・ウルフからの歌曲集」で知られるものの、クラシック音楽ファンからの無視されがちな作曲家。彼の作品は12音技法から伝統的な調性音楽までを駆使してはいるが、なじみやすく受け入れやすい作風。シェイクスピアに触発された管弦楽のための変奏曲「夜の仮面」と、パワフルな「テ・デウム」を収録、1989年録音