Serge Diaghilev: Ballets russes (22 CD) / セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス (22CD)【輸入盤】
Serge Diaghilev: Ballets russes (22 CD) / セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス (22CD)【輸入盤】
2022.03.11 発売/9029.647715
音楽、ダンス、視覚芸術の変革をもたらしたバレエ団「バレエ・リュス」のための音楽を、名演奏・名録音で収録した、セルゲイ・ディアギレフ生誕150年記念ボックス
【収録予定曲】
《CD1:シーズン1909年》
ニコライ・チェレプニン:バレエ音楽「アルミードの館」Op.29
[演奏]ヘンリー・シェク(指揮)モスクワ交響楽団
[録音]XI.1994, Mosfilm Studio, Moscow [音源]Marco Polo
《CD2:シーズン1909 -1910年》
ボロディン(R=コルサコフ&グラズノフ編):「だったん人の踊り」
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35
[演奏]小澤征爾(指揮)シカゴ交響楽団
[録音]June & July 1969, Medinah Temple, Chicago
《CD3:シーズン1910年》
アダン:バレエ音楽「ジゼル」(ビュッセル編)
[演奏]ロバート・アーヴィング(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]29-30.V.1961, Abbey Road Studio No. 1, London
《CD4:シーズン1910年》
シューマン:「謝肉祭」Op.9
(アレンスキー、グラズノフ、クレノフスキー、ペトロフ、
R=コルサコフ、カラファーティ、チェレプニン、リャードフ、
ヴィンクラー、ヴィートリス、ソコロフ、による管弦楽編曲版)
[演奏]ロバート・アーヴィング(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]7 & 10.IV.1959, No. 1 Studio, Abbey Road, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
[演奏]小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
[録音]30.IV.1983, Symphony Hall, Boston
《CD5:シーズン1911年》
チェレプニン:バレエ音楽「ナルシスとエコー」Op.40
[演奏]ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団、ハーグ室内合唱団
[録音]1998, Dr Anton Philipszaal, The Hague [音源]CHANDOS
ウェーバー(ベルリオーズ編):「舞踏への勧誘」
[演奏]アンドレ・クリュイタンス(指揮)パリ音楽院管弦楽団
[録音]29-30.XI & 1.XII.1965, Salle Wagram, Paris
《CD6-7:シーズン1911年》
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20(全曲版)
[演奏]アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]26-28.V & 8-10.VI.1976, Kingsway Hall, London
《CD8:シーズン1911年》
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)バーミンガム市交響楽団
[録音]X.1986, Arts Center, Warwick
デュカス:舞踏詩「ラ・ペリ」
[演奏]ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団
[録音]21.IX.1971, Maison de l’O.R.T.F., Paris
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]17-19.IX.2004, Philharmonie, Berlin
《CD9:シーズン1912年》
バラキレフ:交響詩「タマーラ」
[演奏]ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]13.XII.1954, Kingsway Hall, London
※初CD化、2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
[演奏]アンドレ・クリュイタンス(指揮)パリ音楽院管弦楽団
[録音]1 & 4-8.VI.1962 Salle Wagram, Paris
《CD10:シーズン1913年》
ドビュッシー:舞踏詩「遊戯」
[演奏]アンドレ・クリュイタンス(指揮)パリ音楽院管弦楽団
[録音]11, 12 & 14.IX.1963, Salle Wagram, Paris
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
[演奏]イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]10, 12-13.I.1959, No. 1 Studio, Abbey Road, London
フローラン・シュミット:バレエ音楽「サロメの悲劇」組曲
[演奏]ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団
[録音]13-14.X.1972 , Salle Wagram, Paris
《CD11:シーズン1914年》
R.シュトラウス:バレエ音楽「ヨゼフ伝説」(交響的断章)Op.63
[演奏]ルドルフ・ケンペ(指揮)ドレスデン・シュターツカペレ
[録音]III.1974, Lukaskirche, Dresden
ストラヴィンスキー:歌劇「うぐいす」
[演奏]ナタリー・デセイ(ソプラノ:夜鳴きうぐいす)
マリー・マクローリン(ソプラノ:料理人)
ヴィオレータ・ウルマーナ(アルト:死神)
ヴィセヴォロド・グリヴノフ(テノール:漁夫)
アルベルト・シャギドゥリン(バリトン:中国の皇帝)
ロラン・ナウリ(バリトン:従者)
マキシム・ミハイロフ(バス:僧侶)、他
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・コンロン(指揮)
[録音]6-9.II.1999, Maison de l’Orchestre National d’Ile-de-France, Alfortville
《CD12:シーズン1916年》
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
[演奏]ロリン・マゼール(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]19, 25 & 28.VI.1962, Kingsway Hall, London
フォーレ:パヴァーヌ Op.50
[演奏]アルミン・ジョルダン(指揮)ローザンヌ室内管弦楽団
[録音]XI.1981, Salle Paderewsky, Lausanne
トマジーニ:バレエ音楽「上機嫌な婦人たち」組曲(原曲:D.スカルラッティ)
[演奏]イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]13.V.1957, No. 1 Studio, Abbey Road, London
ストラヴィンスキー:交響的幻想曲「花火」Op.4
[演奏]エリアフ・インバル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]V.1990, Blackheath Concert Hall, London
リャードフ:交響詩「キキーモラ」Op.63、交響詩「バーバ・ヤガー」Op.56
[演奏]ドミトリー・キタエンコ(指揮)ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]Grieghallen, Bergen, Norway, 20-23.II.1991
サティ:バレエ音楽「パラード」
[演奏]ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
[録音]8-10 & 15.VI.1988, Halle-aux-Grains, Toulouse
《CD13:シーズン1919年》
ロッシーニ/レスピーギ:バレエ音楽「風変わりな店」組曲
[演奏]アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]V,1959, Kingsway Hall, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
[演奏]ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
[録音]1963, Kingsway Hall, London /
IV.1964, Studio No. 1, Abbey Road, London
《CD14:シーズン1920年》
ストラヴィンスキー:交響詩「ナイチンゲールの歌」
[演奏]ピエール・ブーレーズ(指揮)フランス国立管弦楽団
[録音]VI.1981, Studio 103, Radio France, Paris
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネルラ」
[演奏]イヴォンヌ・ケニー(メゾ・ソプラノ)、
ロバート・ティア(テノール)、ロバート・ロイド(バス)
ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー室内管弦楽団
[録音]6-7.XI.1981 & 30.VII.1982, No.1 Studio, Abbey Road, London
《CD15-17:シーズン1921年》
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」(全曲版)
[演奏]アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]IV-VI.1974, No.1 Studio, Abbey Road, London
プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」
[演奏]クラウディオ・アバド(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]II.1966, Kingsway Hall, London [音源]Decca
《CD18:シーズン1922年》
ストラヴィンスキー:ブルレスク「きつね」
[演奏]ジュール・バスタン(バス)、エリック・タピー(テノール)、
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、他
シャルル・デュトワ(指揮)楽器アンサンブル
[録音]17-18.XII.1972, Koeniz, Switzerland
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「結婚」(フランス語歌唱)
[演奏]バシア・レチツカ(ソプラノ)、アルレット・シュデル(アルト)、
エリック・タピー(テノール)、
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)、
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
打楽器アンサンブル、
ローザンヌ大学合唱団(ミシェル・コルボ:合唱指揮)
シャルル・デュトワ(指揮)
[録音]27-28.V.1972, Crissier, Switzerland
プーランク:バレエ音楽「牝鹿」
[演奏]ジョルジュ・プレートル(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]24-25.XI.1980, No. 1 Studio, Abbey Road, London
《CD19:シーズン1924年》
ムソルグスキー(R=コルサコフ編):交響詩「禿山の一夜」
[演奏]マリス・ヤンソンス(指揮)オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]VIII.1988, Konserthus, Oslo
オーリック:バレエ音楽「はた迷惑な人たち」
ミヨー:バレエ音楽「青列車」
[演奏]イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
[録音]VII-IX.1972, Monte-Carlo [音源]La Guilde internationale du disque
サティ(ミヨー編):「びっくり箱」
[演奏]ジョン・ランチベリー(指揮)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
[録音]26.II.1978, Abbey Road Studio, London
《CD20:シーズン1927-1928年》
アンリ・ソーゲ:バレエ音楽「牝猫」
[演奏]イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
[録音]VII-IX.1972, Monte-Carlo [音源]La Guilde internationale du disque
サティ:バレエ音楽「メルキュール」
[演奏]ピエール・デルヴォー(指揮)パリ管弦楽団
[録音]IX.1971, Salle Wagram, Paris
プロコフィエフ:バレエ音楽「鋼鉄の歩み」組曲Op.41bis
[演奏]イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]27 & 29.IV.1954, No. 1 Studio, Abbey Road, London
ヘンデル(ビーチャム編):バレエ組曲「物乞う神々」
[演奏]トーマス・ビーチャム(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]23.IV.1958, Kingsway Hall, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用
《CD21:シーズン1928-1929年》
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」
[演奏]サイモン・ラトル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]16-18. II. 2011, Philharmonie, Berlin
プロコフィエフ:バレエ音楽「放蕩息子」Op.46
[演奏]マリン・オールソップ(指揮)サンパウロ交響楽団
[録音]4-7, 9.VII.2012, Sala São Paulo, Brazil [音源]Naxos
《ボーナスディスク:ディアギレフに関連した作品の歴史的録音集》
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(R=コルサコフ編)
1: 戴冠式の場~「皇帝ばんざい」
[演奏]フェオドール・シャリアピン(バス)
マックス・シュタインマン(指揮)パリ・ロシア・オペラ管弦楽団
[録音]23.I.1931, Salle Pleyel, Paris
2:戴冠式の場「わが心は重い」
[演奏]フェオドール・シャリアピン(バス)
ユージン・グーセンス(指揮)管弦楽団
[録音]27.V.1926, Queen’s Hall, London
3:第2幕~「わしは最高の権力を得た」
4:第2幕~「ボリスの苦悩」
[演奏]フェオドール・シャリアピン(バス)
マックス・シュタインマン(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]6.VI.1931, Kingsway Hall, London
5:第4幕~「ボリスの告別」
[演奏]フェオドール・シャリアピン(バス)
ビンチェンツォ・バレッツァ(指揮)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
[録音]4.VII.1928, Covent Garden, London
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
[演奏]ピエール・モントゥー(指揮)グランド交響楽団(パリ交響楽団)
[録音]1929, Paris
音楽、ダンス、視覚芸術の変革をもたらしたバレエ団「バレエ・リュス」は、1909年にロシア出身の芸術プロデューサーのセルゲイ・ディアギレフによってパリのシャトレ座で旗揚げされました。革新的で華やかで、最も優秀な作曲家、ダンサー、振付家、デザイナーを集め、創造性を育み、聴衆に活気をつける天才性を持っていました。 バレエ・リュスの影響を象徴するのは、「ストラヴィンスキー:春の祭典」の1913年の初演でした。それは悪名高いスキャンダルを引き起こしましたが、音楽の歴史をも変えました。この22CDセットは、激動の、しかし芸術的に豊かな期間である20年間の同団の存在の道をたどり、バレエ・リュスのために書かれたバレエ音楽をすべて収録してあります。画期的な作品と希少性を網羅し、78回転SP、LP、デジタル時代の有名演奏家による数々の名演と画期的な解釈を再発見しながらお聴きいただけます。
#1
セルゲイ・ディアギレフ(1872-1929):
ディアギレフは音楽の歴史を変えたインプレサリオです。2022年3月31日、伝説的なバレエ・リュスの創設者である華やかで先見の明のある影響力のあるインプレサリオ、セルゲイ・ディアギレフの生誕150周年を迎えます。
ディアギレフは、ロシア北西部のノヴゴロド近郊に生まれ、ペルミの芸術的な環境で育ちました。彼はペテルブルク大学の法科に入学したものの出席せずに芸術家を志して声楽、作曲を学び、マリインスキー劇場などで行われる演奏会へ頻繁に通ったそうです。学生ながら、1899年に特別任務要員に任命されたものの追放処分となりましたが、1905年に文化的起業をおこそうと考えを実行に移しました。
1906年、彼は20世紀初頭の世界の文化首都であったパリのサロン・ドートンヌでロシアの芸術と彫刻を宣伝しました。それ以降、彼はパリで活動を続けました。翌年、作曲家のリムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、グラズノフ、歌手のシャリアピン、フェリア・リトヴィンヌなどのロシア人アーティストとのコンサートを開催。1907年にラフマニノフ自身のピアノによる『ピアノ協奏曲第2番』演奏会の実施。1908年、パリ・オペラ座で、シャリアピンを主役に迎え、ムソルグスキーの歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』を上演しました。デザインは、ディアギレフが1909年にパリで設立したバレエ・リュスと密接に関係するようになった2人のロシア人美術家、レオン・バクストとアレクサンドル・ベノワによるものでした。
#2
バレエ・リュス:20世紀の音楽と視覚文化の変革力
20年間、豊かな文化的発酵、劇的な移行、地政学的な激変の時代に、バレエ・リュスはダンス、音楽、デザインの革新的な融合でセンセーションを巻き起こしました。 1929年、ディアギレフの死後、同団が解散したとき、それは舞台芸術と視覚芸術の進化において重要な役割を果たしていました。
同団のレパートリーには、ジゼル、白鳥の湖、眠れる森の美女などの古典的なバレエが含まれていましたが、ロシア、古典的な世界、東洋から現代の映画、ビーチカルチャー、スポーツに至るまでのテーマの新作で大評判を築きました。
バレエ・リュスに関連する最も有名なアーティストのリストは、同団の重要性と影響力の十分な証拠を提供します。また、才能を引き付けて組み合わせるディアギレフの天才と、彼が育んだ創造的な卓越性を証明しています。
ディアギレフからバレエ・リュスのために依頼された作曲家には、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、R.シュトラウス、サティ、プロコフィエフ、プーランク、ファリャ、レスピーギ、デュカス、ミヨー、オーリック、シュミットが含まれていました。バレエ・リュスが初演した画期的な作品には、ストラヴィンスキーの「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」「プルチネルラ」。また、ドビュッシーの「遊戯」、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」、サティの「パレード」、ファリャの「三角帽子」などがあります。
バレエ・リュスの作品の装飾と衣装は、ピカソ、マティス、ブラック、ユトリロ、デ・キリコ、エルンスト、ミロ、ドラン、ルオー、バクスト、ベノワ、レーリヒ、ゴロビン、ゴンチャロワ、ガボ、ペヴスナー、シャネルなどに依頼。
ダンサーと振付師には、ヴァーツラフ・ニジンスキー、ブロニスラヴァ・ニジンスカ、ミハイル・フォーキン、ジョージ・バランシン、レオニード・マシーン、セルジュ・リファール、アンナ・パヴロヴナ、タマーラ・カルサヴィナ、イダ・ルビンシュタイン、マリー・ランバート、ニネット・ド・ヴァロワ、アントン・ドーリンが含まれます。
脚本は、とりわけ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールとジャン・コクトーによってバレエ・リュスのために書かれました。
バレエ・リュスの指揮者には、ピエール・モントゥー、エルネスト・アンセルメ、イーゴリ・マルケヴィチ、ロジェ・デゾルミエールを迎えていました。当初の拠点はパリでしたが、その存在を超えて、バレエ・リュスは南北アメリカ、イギリス、スペイン、イタリア、スイス、モンテカルロにも登場しました。
#3
ディアギレフ–バレエ・リュス:バレエとオペラの年代順調査
このセットは、バレエ・リュスの20年をシーズンごとに上演された作品の音楽を、録音を通じて、その歴史を探求しようとするものです。有名な作品から、ほとんど演奏されないものまで、幅広く収録されています。
1913年にパリで初演されたときに悪名高いスキャンダルを引き起こした画期的な作品「春の祭典」は、音楽革命を引き起こしたと信じられています。この「春の祭典」は、初演を行ったピエール・モントゥーが、1929年にパリでグランド交響楽団を指揮した録音。ディアギレフの死の直前に見いだされたイーゴリ・マルケヴィチ指揮フィルハーモニア管弦楽団の1959年の名演の2つが収録されています。
セット内の演奏は、ワーナークラシックの名盤による一番新しいリマスター音源を使用しつつ、無い音源については他のレーベルのカタログ(Decca、Chandos、Naxos、La Guilde internationale du disqueなど)から提供されています。 CD9の初CD化音源も含まれており、オリジナル・マスターテープより2021年、24bit/192kHzリマスターによる新規音源も収録されています。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。
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