The Complete Warner Classics Recordings (24CD) / ワーナークラシックス録音全集(24CD)【輸入盤】
The Complete Warner Classics Recordings (24CD) / ワーナークラシックス録音全集(24CD)【輸入盤】
2022.10.14 発売/9029.624557
クラウディオ・アラウの旧EMIや未発表音源、さらに英Vocalion、独Vox、英BBC(クレンペラーとのライヴ)の音源も収録した、全て2022年最新リマスターBOX
巨匠ピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903-1991)は、「伝説」という形容詞にふさわしいピアニストでしょう。彼の厳格な知性と崇高な感覚は、彼の超越的な技術と豪華でありながら明快なソノリティーに表現を見出せます。この24枚組CDコレクションの録音は、1921年から1962年までのアラウの遺産の重要な部分であり、彼の広範なディスコグラフィーに不可欠なものです。保管されているオリジナル・マスターテープのあるものはそこから、または78回転SPでアーカイブ等の入手可能な最高のソースを使用し、Art & Son Studio, Annecy において、24bit/192kHリマスターのプロセスを行い、アラウの栄光を完全に聴くことができます。その中には、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番』『ショパン:練習曲Op.10-4』、そしてリストの2曲が、初出音源として収録されております。
クラウディオ・アラウは1903年にチリで生まれ、若くして名声を博し、コンサートとレコーディングの両方で最高の功績を残し、1991年に88歳で亡くなる2年前まで活動を続けました。「80年にわたるキャリアの中で、アラウ氏は19世紀の偉大な作品への高貴なアプローチで高く評価されました。彼の専門分野には、物理的な力と哲学的洞察を取り入れたリストの作品や、ソナタと協奏曲をアポロニウスの幾何学に演奏したベートーヴェンが含まれていますが、多くの人が詩的で権威があると感じました。彼のショパン、シューマン、ドビュッシーも、彼の長いキャリアを通じて明快さをもった解釈の基本と見なされていました」と、NewYorkTimesは死亡記事内で書いています。
アラウの遺産の重要な部分を表すこの24CDコレクションの録音は、1921年から1962年までの期間、つまり彼の長いキャリアの最初の40年間にさかのぼります。現在ワーナークラシックスが管理しているレーベルの[英コロンビア、英パーロフォン、独エレクトローラ、独テレフンケン]の他に、追加の重要な資料として英Vocalion(アラウが最初に録音を行ったレーベル)、独Vox、英BBC(クレンペラーとのライヴ)の音源も加えられています。これらはユニバーサルおよびソニーから発売された全録音集の、アラウの録音を重要かつ実質的に補完しています。
【収録予定曲】
《CD1》
1) ショパン:ワルツ ヘ長調 Op.34-3
2) シューベルト:楽興の時 ヘ短調 D.780-3
3) ブゾーニ:ソナチネ第6番~ビゼーの「カルメン」に基づく室内幻想曲
4) ショパン:ワルツ ヘ長調 Op.34-3
5) シューベルト(リスト編):きけきけ雲雀
6) ショパン:練習曲 ヘ短調 Op.10-9
7) ショパン:練習曲 変ハ短調 Op.10-4
8) リスト:憂鬱なワルツ S.210
9) リスト:エステ荘の噴水 S163-4
10) ショパン:練習曲 ヘ短調 Op.25-2
11) ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4
12) ショパン:前奏曲 ヘ長調 Op.28-23
13) ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1
14) ショパン:練習曲 ホ長調 Op.10-3
15) スペイン狂詩曲 S.254
16-17) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調『街の歌』~第2&3楽章
18) シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調D.898~第3楽章
19) シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調D.929~第3楽章
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アンドレアス・ヴァイスベルガー(ヴァイオリン:16-19)
ヨゼフ・ヴァイスベルガー(チェロ:16-19)
[録音]1921 (1-2), III.1927 (16-17), X.1927 (18-19),
24.XI.1927 & 27.II.1928 (3), 27.II.1928 (4-8), 23.I.1929 (10-13),
Beethovensaal, Berlin; 15.XI.1928 Odeon Studio, Berlin (9);
4.IX.1933 Telefunken Studio, Berlin (15) ∙ (MONO)
《CD2》
1) ショパン:タランテラ 変イ長調 Op.43
2) ショパン:練習曲 ヘ長調 Op.10-8
3-23) シューマン:謝肉祭 Op.9
24) ドビュッシー:スティリー風タランテッラ(舞曲)
25) ドビュッシー:雨の庭
26) ショパン:バラード第3番 変イ短調 Op.47
27) ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]1938, United Kingdom (1-2), / 3-4 (3-24) & 4 (25-28) IV.1939,
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD3》
1-4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
5-7) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
ベイジル・キャメロン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(5-7)
[録音]10 & 15.I.1947, United Kingdom (1-4);
20-21.I.1947, London (5-7) ∙ (MONO)
《CD4》
1) ショパン(リスト編):ポーランドの歌~私の愛しい人
2) ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
3) ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4(初出音源)
4) リスト:忘れられたワルツ第1番 S.215-1(初出音源)
5) リスト:泉のほとりで S.160-4(初出音源)
6-8) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調Op.27-2「月光」
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]23.X.1950 (1-5), 1.XI.1950 (6-8)
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD5》
1-4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調Op.10-3
5) 上記第3楽章のテスト録音
6) 上記第4楽章のテスト録音
7) メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
8) グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす
9) ドビュッシー:ヴィーノの門
10-12) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 K.570
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]30.VI.1951 (1-9), 3.VII.1951 (10-12)
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD6》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]30-31.V.1955, No. 1 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD7》
ショパン:
1-12) 練習曲集 Op.10
13) 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]15-22 & 30.VI & 5.IX (1-12), 22 & 29.VI (13) 1956,
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD8》
ショパン:
1-12) 練習曲集 Op.25
13-15) 3つの新練習曲 Op. posth.
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]7-21.VI (1-12), 19-21.VI (13-15) 1956,
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD9》
シューベルト:
1-6) 楽興の時 D.780
7) アレグレット ハ短調 D.915
8) 行進曲 ホ長調 D.606
9) 楽興の時 D.780 ~第4番 嬰ハ短調(モノラル録音)
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]3-4.IX.1956 (1-6 STEREO, 9 MONO), 15.X.1959 (7-8 STEREO),
No. 3 Studio Abbey Road, London
《CD10》
シューベルト:
1-3) 3つのピアノ曲(即興曲)D.946
4-7) 幻想曲 ハ長調 『さすらい人』D.760
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]2-3.IX.1956 (1-3), 22-23.X.1957 (4-7),
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD11》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53『ワルトシュタイン』
4-7) ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]30.XI & 1.XII.1956 (4-7), 1 & 22.XII.1956 & 19.V.1957 (1-3),
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD12》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
4-6) ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調『告別』
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1-3)
[録音]17.IV.1957 & 19-20 & 22.VI.1958, No. 1 Studio (1-3 STEREO),
6.XI.1957 & 4.IV.1958, No. 3 Studio (4-6 MONO)
Abbey Road, London
《CD13》
1-3) グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
4-6) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]19-20.IV.1957, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1-3);
24 & 26.V.1957 Walthamstow Assembly Hall, London (4-6) (MONO)
《CD14》
ベートーヴェン:
1-9) ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109(初出音源)
10-13) ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
14-15) ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]18-19.V (10-13), 21-23.V (14-15), 23.V, 1.VI, 22.X (1-9) 1957,
No. 3 Studio, Abbey Road, London ∙ (MONO)
《CD15》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
4-6) ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
オットー・クレンペラー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]24.X (1-3), 3.XI (4-6) 1957, Royal Festival Hall, London (live, MONO)
《CD16》
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73『皇帝』
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
オットー・クレンペラー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]8.XI.1957, Royal Festival Hall, London (live, MONO)
《CD17》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
4-6) ピアノ・ソナタ第24番 ヘ長調 Op.78
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1-3)
[録音]1-3.IV, 1-3.V & 7.X.1958, No. 1 Studio (1-3 STEREO),
8-9.IV.1958 No. 3 Studio (4-5 MONO), Abbey Road, London
《CD18》
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73『皇帝』
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]21-22.VI.1958, No. 1 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD19》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
4-6) ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1-3)
[録音]1-3.V & 7.X.1958 No. 1 Studio (1-3),
5-6.X. 1958, 11-12 & 15.X.1959 No. 3 Studio (4-7),
Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD20》
ベートーヴェン:
1-3) ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57『熱情』
4-5) ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54
6-38) 創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]11-12 (1-3), 11-14 (4-38) IV.1960,
No. 3 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD21》
ショパン:
1-4) ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
5) 幻想曲 ヘ短調 Op.49
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
[録音]14 & 24-25.IV & 21.VI.1960,
No. 3 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD22》
1-3) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
4-7) ウェーバー:コンチェルトシュトゥック ヘ短調 Op.79 J.282
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]18-19.IV.1960, No. 1 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD23》
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.15
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]21-23.IV.1960, No. 1 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
《CD24》
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83
[演奏]クラウディオ・アラウ(ピアノ)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
[録音]21-22.IV.1962, No. 1 Studio Abbey Road, London ∙ (STEREO)
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