スペイン出身のサイオア・エルナンデスは、俊英ソプラノ。2018年のスカラ座のシーズン開幕『アッティラ』のオダベッラで圧倒的な存在感をもって大成功をおさめました。2019年開幕公演『トスカ』は、アンナ・ネトレプコとのダブル・キャストでの登場。また、スカラ座は2019/2020年シーズン、新演出『仮面舞踏会』、『ジョコンダ』にも出演。エルナンデスのレパートリーには、『ナブッコ』のアビガイッレや『マクベス』のマクベス夫人、『アイーダ』のタイトルロールなど、強力な声や表現力が要求される役柄が並んでおり、声の強さと技巧、深い表現力は圧巻です。

サイオア・エルナンデス（ソプラノ）
マドリッド王立劇場管弦楽団
カルロ・モンタナーロ（指揮）

［録音］
2023年7月、マドリッド王立劇場リハーサル・スタジオ