ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)
2024.08.07 発売¥3,300(税込)/WPCS-13855
ブルックナー生誕200年記念SACDハイブリッド・シリーズ
ブルックナー生誕200年を記念し、ワーナークラシックスが誇るブルックナーの名盤をSACDハイブリッドにて発売!
※日本のマスタリング・エンジニアによる特別な(ハイレゾ部分を補った)リマスターによるSACD化
※SACDハイブリッド
※グリーンレーベル仕様
真摯に透明なサウンドを追求したテイトならではの個性が光る、ブルックナーの「9番」。
[演奏]
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ジェフリー・テイト(指揮)
[録音]
May 1990, Concertgebow de Doelen, Rotterdam, Holland
2024年、本国のデジタルマスターから新規でリマスターしSACD化。
SACD層、CD層別々にマスタリング
リマスタリング:藤田厚生
《新リマスターによるワーナーのブルックナーの名演の新発見》 音楽評論:西村祐
◆ジェフリー・テイトのブルックナーの9番
ジェフリー・テイトが翌1991年から首席指揮者を務めたロッテルダム・フィルを指揮した演奏。当時のテイトは一部で「モーツァルト指揮者」とでもいうようなあらぬ誤解を受けていたが、元来はオペラ畑で修業し、デビュー直後にはメトでの《ルル》で注目されたように、劇的な表現に非常に長けていた。また透明ながら密度の濃い和声感を持っており、このブルックナーで彼はそれらを存分に生かしている。今回のリマスターで、和声のはまり具合、各セクションのバランスと音の美しさ(金管、特にテューバの艶のある音色が素晴らしい)、立体感、不協和音のぶつけ方など、彼の音楽作りの特徴が余すところなく聴こえてくるようになった。特に終楽章の不協和音(バランスも見事)と直後の長いパウゼの緊張感は筆舌に尽くしがたい。これはテイトの再評価につながる見事なリマスターと言っていい。
西村祐…音楽評論、フルート奏者。旧「レコード芸術」吹奏楽/管打楽器部門月評担当のほか、ハイレゾを含むオーディオや録音の批評や執筆も行っている。
※日本のマスタリング・エンジニアによる特別な(ハイレゾ部分を補った)リマスターによるSACD化
※SACDハイブリッド
※グリーンレーベル仕様
真摯に透明なサウンドを追求したテイトならではの個性が光る、ブルックナーの「9番」。
[演奏]
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ジェフリー・テイト(指揮)
[録音]
May 1990, Concertgebow de Doelen, Rotterdam, Holland
2024年、本国のデジタルマスターから新規でリマスターしSACD化。
SACD層、CD層別々にマスタリング
リマスタリング:藤田厚生
《新リマスターによるワーナーのブルックナーの名演の新発見》 音楽評論:西村祐
◆ジェフリー・テイトのブルックナーの9番
ジェフリー・テイトが翌1991年から首席指揮者を務めたロッテルダム・フィルを指揮した演奏。当時のテイトは一部で「モーツァルト指揮者」とでもいうようなあらぬ誤解を受けていたが、元来はオペラ畑で修業し、デビュー直後にはメトでの《ルル》で注目されたように、劇的な表現に非常に長けていた。また透明ながら密度の濃い和声感を持っており、このブルックナーで彼はそれらを存分に生かしている。今回のリマスターで、和声のはまり具合、各セクションのバランスと音の美しさ(金管、特にテューバの艶のある音色が素晴らしい)、立体感、不協和音のぶつけ方など、彼の音楽作りの特徴が余すところなく聴こえてくるようになった。特に終楽章の不協和音(バランスも見事)と直後の長いパウゼの緊張感は筆舌に尽くしがたい。これはテイトの再評価につながる見事なリマスターと言っていい。
西村祐…音楽評論、フルート奏者。旧「レコード芸術」吹奏楽/管打楽器部門月評担当のほか、ハイレゾを含むオーディオや録音の批評や執筆も行っている。