Purcell: Dido & Aeneas / パーセル:ディドとエネアス(日本語解説書付、歌詞訳付)【輸入盤】

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ジョイス・ディドナート、マイケル・スパイアーズ、マキシム・エメリャニチェフ / Joyce Didonato, Michael Spyres, Maxim Emelyanychev

Purcell: Dido & Aeneas / パーセル:ディドとエネアス(日本語解説書付、歌詞訳付)【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2025.08.22 発売2173.228488

ディドの欲望と苦悩を繊細さによって表現した絶品のディドナートの歌唱
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、
日本語解説書・歌詞訳・帯付き
日本語解説書には、オリジナルブックレットの解説の日本語訳、
矢澤孝樹氏による書下ろし解説、歌詞訳を掲載。



【収録曲】
ヘンリー・パーセル:歌劇『ディドとエネアス』Z.626(全曲)

【演奏】
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ:ディド)
マイケル・スパイアーズ(バリテノール:エネアス)
ファトマ・サイード(ソプラノ:ベリンダ)
カルロッタ・コロンボ(ソプラノ:第2の女)
ヒュー・カッティング(カウンターテナー:精霊)
ベス・テイラー(メゾ・ソプラノ:魔法使い)
ローレンス・キルスビー(テノール:水夫)
アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ:第1の魔女)
アンナ・ピローリ(ソプラノ:第2の魔女)
イル・ポモ・ドーロ(管弦楽&合唱団)
マキシム・エメリャニチェフ(指揮)

【録音】
2024年2月16-18日、エッセン・フィルハーモニーでのライヴ

ディドの有名な嘆きのアリア「地に伏して死ぬとき」が、長年にわたってジョイス・ディドナートのレパートリーに含まれてきたのはよく知られており、彼女はベルリオーズの《トロイ人》でも悲劇の女王カルタゴのディドとして大成功を収めました。しかし、パーセルのオペラ《ディドとエネアス》全曲(とはいえコンパクトな作品)を初めて演奏したのは、2024年初頭でした。

マキシム・エメリャニチェフ指揮、イル・ポモ・ドーロとの共演で、ディドナートはディドの侍女ベリンダ役のファトマ・サイードらを含むキャストと共に、ルクセンブルク、マドリード、バレンシア、パリ、ハンブルク、エッセンを巡るツアーを行いました。この録音はエッセンのフィルハーモニーで収録されたもので、同会場では2021年にもヘンデルの《テオドーラ》が上演されており、そのときの公演は後にエラートから録音として発売され、その際もディドナート、エメリャニチェフ、イル・ポモ・ドーロが出演し、マイケル・スパイアーズも加わっていました。彼は2024年にも再びエッセンを訪れ、《ディドとエネアス》でトロイの英雄エネアス役を演じています。エネアスはディドに恋をするが、「運命に導かれ、イタリアの地を目指す」べく彼女のもとを去り、自らの使命を果たします。その2人のスターは、すでに壮大なスケールでこのドラマを演じた経験があり、2017年、故ジョン・ネルソン指揮の下、エラートによる録音で、スパイアーズはエネー、ディドナートはディドンを演じたのでした。

パーセルのオペラは、1689年頃にロンドンで初演されたと考えられています。《ディドとエネアス》ツアーがロンドンのバービカン・センターを訪れた際には、メディアから熱烈な歓迎を受けており、ガーディアン紙はこう評した。「予想通り、ディドナートはこの役にぴったりで堂々たる演技だった。欲望と苦悩に満ちたディドの内面を、控えめながらも繊細な歌唱で巧みに表現。彼女は素晴らしいアンサンブルの中心であり、全体を通して独唱・合唱ともに見事な歌唱が披露された。魔女役のベス・テイラーは邪悪な威厳を漂わせ、言葉を毒々しく描き出した…彼女が従者たち(アレーナ・ダンチェヴァとアンナ・ピローリ)や不気味な霊(ヒュー・カッティング、妖しく美しい)を呼び寄せる場面では特に印象的だった。ファトマ・サイード演じる優雅なベリンダも美しい歌声を響かせた。演奏も一流で、エメリャニチェフはチェンバロを弾きながら極めて洗練された指揮を行った。最大の驚きは、結成されたばかりのイル・ポモ・ドーロ合唱団の歌声だった。バランスが取れ、終始焦点が定まっていた。」

フィナンシャル・タイムズ紙の「ジョイス・ディドナートによる五つ星パフォーマンス」と題されたレビューでは、イル・ポモ・ドーロがパーセルのスコアに見られる「感情、リズム、色彩、旋律の見事な多様性」を表現していたことを強調し、「魔女役のメゾ・ソプラノ、ベス・テイラーは深い胸声と悪意に満ちた演技で聴衆を圧倒し、霊役のカウンターテナー、ヒュー・カッティングは光り輝くような明晰さをもって、エネアスを運命の旅へと追いやる決定的なメッセージを伝えた」と述べています。

タイムズ紙は、「ジョイス・ディドナートは圧巻で、ファトマ・サイードは輝かしいベリンダだった。ベス・テイラーは悪の喜びに満ちた圧巻の演技を見せた」と述べ、「イル・ポモ・ドーロの古楽器演奏者と歌手たちは素晴らしく、マキシム・エメリャニチェフは再びその活気あるエネルギーと想像力を示した。これほど機知と個性、華やかさと洗練をもってパーセルを演奏するのは初めてだ…合唱も軽快で明晰に発音されていた。序曲の冒頭から最後の幽かな合唱のささやきまで、めまぐるしく変わるテンポと、崇高な静けさが見事に対比されていた」と締めくくっています。
 
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