※ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤CDのみ、日本語解説書付き
日本語解説書には、デスプラへのインタビューの日本語訳、小室敬幸氏による書下ろし解説を掲載。

【収録予定曲】
アレクサンドル・デスプラ：
《CD1》
1.　ツリー・オブ・ライフ
2.　ベンジャミン・バトン 数奇な人生
3–5.　スイート・ロワイヤル（王室組曲）
3.　クイーン
4.　英国王のスピーチ
5.　ロスト・キング 500年越しの運命
6–8.　ウェス・アンダーソン組曲
6.　ファンタスティック Mr. フォックス
7.　グランド・ブダペスト・ホテル
8.　フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

《CD2》
1.　ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語
2.　ハリー・ポッターと死の秘宝
3.　アルゴ／シリアナ
4.　イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密
5.　GODZILLA ゴジラ
6.　ゴーストライター
7.　誕生（バース）

【演奏】
アレクサンドル・デスプラ（指揮）
パリ管弦楽団
（コンサートマスター：千々岩英一）

【録音】
2025年1月29-30日、フィラルモニ・ド・パリでのライヴ

　アカデミー賞を複数回受賞・ノミネートしているアレクサンドル・デスプラは、映画音楽業界で非常に高く評価されている作曲家であり、最も人気のある存在の一人です。これまでに100本以上の映画音楽を手がけており、ウェス・アンダーソン監督作品では7本、ギレルモ・デル・トロ監督とは『フランケンシュタイン』（2025年末公開予定）を含む3作品で緊密にコラボレーションしています。そして年齢を問わず多くの映画音楽ファンから支持され、長きにわたり多様で熱狂的なファン層を築いてきました。そして近年では、映画の枠を超えてライヴ演奏の世界にも活躍の場を広げており、自らの音楽を世界一流のオーケストラとともに、ウィーンや多くのコンサートホールやオペラハウスで満員の観客の前で演奏・指揮することに力を注いでいます。
　このアルバムでは、そうした最新の取り組みを記録したアルバムです。この録音には、映画音楽の魔術師として現代を代表するデスプラが手がけた、40年にわたる映画音楽の輝ける名作の数々が収められています。彼自身の指揮によって、パリ管弦楽団が15本の代表的な映画作品のための音楽を新たな編曲で演奏しています。