【スタッフ／キャスト】
グラインドボーン・フェスティバル・オペラ
指揮：アンドリュー・デイヴィス
演出：グレアム・ヴィック
ルル：クリスティーネ・シェーファー
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢：キャスリン・ハリーズ
シェーン博士／切り裂きジャック：ヴォルフガング・シェーネ

あらゆる男を惹きつけて最後には死に追いやる魔性の女、ルル。作曲したアルバン・ベルク（1885～1935）は、20世紀を代表する作曲家の一人で、20世紀前半のウィーンの音楽界をリードした〈第2次ウィーン楽派〉の中心的存在として十二音技法に独自の展開をもたらしました。中間に置かれた間奏曲では、20世紀の作品らしく、映画で情景を説明するつくりがされており、本作では、演出のグレアム・ヴィックによる素晴らしい無声映画が披露されています。

●主演のクリスティーネ・シェーファーは、ドイツ、フランクフルト生まれの世界的なソプラノ歌手です。2001年の初来日公演では、そのクリスタル・ヴォイスで「彼女の魔力に魅せられなかった聴き手など誰一人いない」とまで言わしめた美貌と実力を兼ね備えた歌手です。世界的な音楽祭であるザルツブルク音楽祭等でその実力を高く評価され現在最高に輝いている彼女は、2004年3月4日～14日に再来日公演を行いシューベルトの「冬の旅」を歌い絶賛されました。

●本作は、2004年の初発売時に【2004年度・第42回　レコード・アカデミー賞　特別部門／ビデオ・ディスク】（音楽之友社）にも輝いた完成度の高い作品です。

作品時間： 183分／製作年： 1996年
字幕機能：1 英語 2 フランス語 3 ドイツ語 4 スペイン語 ５日本語
ディスクフォーマット： 片面２層／リージョンコード：2,3,4,5,6／
カラー[NTSC]／画面サイズ4:3／
音声仕様／ドルビー・デジタル・ステレオ