Donald Fagenドナルド・フェイゲン

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今作のアイデアは、前作『KAMIKIRIAD』制作時に思いついた。

2006.3.21

待望の日本盤の発売を来週3/29に待つばかりとなりました。待ちきれずに輸入盤を買った方も、買ってない方も、ぜひ国内盤を楽しみにしていて下さいね!
なぜなら、国内盤には抽選特典として、特製マウスパッド応募券が付くんです!
今回の『モーフ・ザ・キャット』がソロ三部作の完結編ということで、1枚目の『ナイトフライ』、2枚目の『KAMAKIRIAD』と合わせた3枚のジャケットをコラージュしたスペシャル・マウスパッドです!どんなデザインになってるかは当選者の方だけのお楽しみですが、ちゃんとこのデザインはドナルド・フェイゲン巨匠のお墨付きを得た、特別のものなのです。
そして今回の三部作といえば、このアイデアは一体いつから生まれたものなのでしょうか?ドナルドは、

「それは1993年、『KAMAKIRIAD』のアルバムを作った時さ。その時に、もう1作必要だと感じたんだ。3作目のアルバムがね。『ナイトフライ』は若い者から見た視点が描かれている。『KAMAKIRIAD』は中年期にフォーカスをおいたもの。僕はいま58歳だ。この新作アルバム『モーフ·ザ·キャット』は終わりに視点をおくものなんだ。実のところ、終焉について語っているんだ。つまり、あと20年たつと、僕は78歳になってる。だからあとどれくらい生きる時間があるのか考えなくてはならない年になってきたってことさ。2年前に母が亡くなった。だから命の限りを考えるようになったんだ。それに、社会からの影響もある。僕はニューヨーカーなんだ。2001年の9.11事件以降、僕の住む街の雰囲気が変わったんだ。それも曲を書くのに影響されたことだ。」

13年前から現在までの全ての時間が、今作が生まれる為に必然であったということですね。

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