Donald Fagenドナルド・フェイゲン

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固定メンバーによるレコーディング。現在こそが理想の環境なのかも。

2006.3.28

本当に本当にお待たせしました!
ドナルド・フェイゲンのソロ三部作の完結編『モーフ・ザ・キャット』が、いよいよとうとう今週3/29(水)に堂々発売になります。3/14に発売になったアメリカでは、ビルボード・アルバム・チャートで4/1付けで初登場26位と、幸先の良い出足を飾っております。
また日本でも、輸入盤が並みいる強豪を押しのけ、3/27付けの全国輸入盤チャートで2位を記録しました!
そんなニュー・アルバム、今作も3年前のスティーリー・ダンのアルバム『エヴリシング・マスト・ゴー』同様、固定メンバーによるレコーディング作品に仕上っております。ドナルド曰く、

「真の意味で最高なミュージシャンと出会い、レコーディング、ライヴを問わず彼らとの演奏や毎日が楽しくてしょうがない」

とのことで、現在こそが理想の環境なのかもしれません。
ただ少し風景が違うのが、相棒のウォルター・ベッカーが、今作には全く絡んでないこと。

「そうなんだよ。今回違ったのは、僕が『ウォルター、いまのはどう思うかい?』と聞いても、返事がなかったことだね。最初のソロ・アルバム『ナイトフライ』で一人でやったときよりパーソナルなものに感じた。『KAMAKIRIAD』のときはウォルターがプロデューサーだったので一緒だった。今回は、自分ひとりでやって、すべてをコントロールしてみたいと思ったんだ。年をとるにつれて偏執狂的なこだわりを持つようになってね。」

そんなウォルターも、現在一人でソロ・アルバムを製作中とのことです。

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