日本でのセールスが絶好調のドナルド・フェイゲン。
国内盤の売上も加味された4/10付けの日本の総合チャートでは、なんと赤丸付き洋楽５位！、総合でも２４位とググンと上がってきております！
３月一杯で、北米ツアーをひとまず終えたドナルド・フェイゲンは、ゆっくり１週間のオフをとる予定。今作は２年前の母の死をきっかけに、“死”や“終焉”を意識するようになり、それがテーマだとインタビューでは熱く語ってくれておりましたが、アルバムのクレジットでは、その亡くなった母のことを、“In memory of Elinor Fagen（エリノア・フェイゲン） aka Ellen Ross（エレン・ロス）" と表現していました。
ドナルドは、

「僕の母は歌手だった。キャスカル·マウンテンのユダヤ人がよく集まっていたホテルとかで、いろんなスタンダードを歌っていたのさ。そんな母だったから、僕に最大の影響を与えたんだ。母からアーヴィング·バーリンとかコール·ポーターとかの古い楽曲とかスウィングを学んだ。で、エレン·ロスというのは彼女の芸名だったんだ。母は結婚する頃には歌うのを止めてしまったけど、いつも家で歌ってたんだ。いつもいつも歌っていたさ（笑）。だから僕は母からいろいろ吸収できた。」

と語っています。