Donald Fagenドナルド・フェイゲン

News

ドナルド・フェイゲンの特技:BPM120と121を聞き分けること

2006.4.24

1ケ月限定で3月に行われた生涯初の北米ソロ・ツアーを終え、しばしオフに入っているドナルド・フェイゲン。
ツアーでは、毎日セットリストが違ったようですが、新作『モーフ・ザ・キャット』中心というよりもむしろ、ソロ第1作『ナイトフライ』やスティーリー・ダンの曲が多かったようです。
参加メンバーは、ドラム:キース・カーロック、ベース:フレディ・ワシントン、ギター:ジョン・ヘリントン、ウェイン・クランツ、サックス:ウォルト・ワイスコフ、トランペット:マイケル・リオンハート、バック・ヴォーカル:ジェフ・ヤング(キーボードも担当)、キャロライン・リオンハート、シンディ・ミゼルで、トランペットのマイケル・リオンハートとバック・ヴォーカル&キーボード担当のジェフ・ヤング以外は全員、レコーディング参加メンバーだったようです。
「今のメンバーが真の意味で最高のメンバー!」
とドナルド自身が断言するだけに、最高のライヴになったようです。
そういえば、何に関しても正確さを要求してくるドナルド・フェイゲン。ライヴでもレコーディングでも、彼が心地良いと思えるテンポが絶対なのですが、御存知のように(?)独特のテンポ感があるようです。彼はBPMでいうと96とか121とか半端な値のテンポを要求し、「ちょっと遅いな」と彼が言うとBPM120だったというくらい、正確なリズム感を持っているようです。この正確無比さをぜひ日本でも体験したいものですね。

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS