Dr.Johnドクター・ジョン

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もうすぐ来日のドクター・ジョン、ニュー・アルバム発売決定!

2012.1.27

名高いミュージシャンでロックンロールの殿堂入りも果たしているドクター・ジョン(本名:マック・レベナック) は最近の活躍から大幅に飛躍した目覚ましいアルバム『ロックト・ダウン』を5月9日(全米4月2日)にリリースする。ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュースを手掛けたこのニュー・アルバムは、ドクター・ジョンにとってノンサッチ移籍第一弾アルバムとなる。

ダン・オーバック、そして彼が自身のナッシュビルスタジオEasy Eye Soundで『ロックト・ダウン』を制作する為に選んだ若手ミュージシャンたちとのコラボレーションをフィーチャーしたこの作品は、歴史的存在であるドクター・ジョンにとって全くの新しいアプローチであった。「ダンと、彼がこの為に集めた仲間たちとこのアルバムをレコーディングしたのは、すごいクールだったよ」とドクター・ジョン。「最高にヒップだよ」

一方、ザ・ブラック・キーズのニュー・アルバム『エル・カミーノ』のワールド・ツアーに向けて準備を進めているオーバックは、このコラボレーションについてこう語っている。「マック(ドクター・ジョン)はスタジオに一緒にいる間中、毎日インスピレーションを与えてくれたんだ―音楽的にも、精神的にも、広大無辺にね・・・何か特別なことが起きていて、そこに関わっていた人全員がそれを感じることが出来たんだ。俺が思うに、マックはこれまで出てきた、そしてこれから出てくるであろう人たちの中で最も偉大な人の一人だ・・・彼と一緒に仕事をする機会を得ることが出来て、心から光栄だと思っているよ」

オーバックは、この60年代に「ザ・ナイト・トリッパー」と呼ばれ、数多くの影響を与えてきたミュージシャンの長年のファンだった。彼は2010年、地元ニューオーリンズにいるドクター・ジョンを訪ね、「ここ何年もの間で最高のアルバム」をプロデュースしたいという野望を告げた。マック・レベナック(ドクター・ジョン)は既にリサーチを済ませていると答えた――彼の子供たちがザ・ブラック・キーズを褒めていたのだ――そうしてその会話は、オーバックがキュレーションを手掛けた2011年のボナルー・ジャムでのコラボレーションの約束に繋がっていった。

そのパフォーマンスはニューヨーク・タイムズの批評家Ben Ratliffによると彼の「今年最高のライヴ」リストに入るものであり、また「深く、しみわたるような、控えめな、低周波のファンクである」と評し、何か不可思議なことが起きていると確認した。そしてそれは、ナッシュヴィルへのレコーディング・セッションへと繋がっていった。ドクター・ジョンはサンクスギヴィング(感謝祭)にナッシュヴィルへ戻り、ヴォーカルを仕上げると、オーバックはそれをミックスし、『ロックト・ダウン』は2012年初めに完成した。

リリースに合わせて、ドクター・ジョン3月29日から4月19日にかけて、ニューヨーク州ブルックリンにあるBrooklyn Academy of Musicで「ドクター・ジョン:インサイズ・アウト」と命名された3週間に亘る研修イベントを行う。この研修の中心となるのは、BAM Howard Gilman Opera House (4月5日~7日)で行われる3夜連続のコンサートであり、そこでダン・オーバックはドクター・ジョンと合流して選び抜かれたミュージシャンたちによるバンドとともに、ニュー・アルバムからの曲を初披露する。
「ドクター・ジョン:インサイズ・アウト」は、その前週末(3月29日~31日)にルイ・アームストロングへのトリビュートから始まり、4月12日~15日に行われる、ニューオーリンズのキー・プレイヤーを集めたファンク・ミュージック・ナイト、「Funky But It's Nu Awlins」で幕を閉じる。

またこれに先立ち、日本公演も以下の日程で行われる。

■Dr.John&The Lower911 2月に来日公演迫る!
2/10(金)-2/11(土)ビルボードライブ大阪
2/13(月)-2/15(水)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/

ドクター・ジョン
ニュー・アルバム『ロックト・ダウン』
5月9日 ワーナーミュージック・ジャパンより発売

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS