Edgar Moreauエドガー・モロー

Profile

1994年4月3日、パリ生まれ。4歳でチェロを始め、11歳でオーケストラとの共演を始める。幼い頃からその才能を認められ、マリオ・ブルネロ、アンナー・ビルスマ、ミクローシュ・ペレーニ、ダヴィド・ゲリンガスなど錚々たるチェリストのマスタークラスに参加。とりわけ2010年のヴェルビエ音楽祭のマスタークラスでは、世界的な注目を浴びる。その後、17歳で第14回チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第2位を獲得、世界的な名声を得ることとなり、「若き俊英」としてコンサートやオーケストラの共演に招かれ、瑞々しい演奏を披露し続けています。これまで共演した指揮者には、ワレリー・ゲルギエフ、作曲家でもあるクシシュトフ・ペンデレツキ、グスターボ・ドゥダメル等がおり、演奏家では、ギドン・クレーメル、アンドラーシュ・シフ、ユーリ・バシュメット、ルノー・カピュソン等の名が挙げられる。2012年には初来日し、ラフマニノフ作品を演奏し、聴衆たちを感激の渦に巻き込んだ。2013/14シーズンでは、ベルリン・ドイツ交響楽団、フランス国立管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団等と共演。一方では室内楽の活動にも励み、ルノー・カピュソンらとともにエクサン・プロヴァンス・イースター音楽祭などにも出演した。2014年11月、ニューヨークで開催された若手演奏家の登竜門「ヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディション」で見事一位に輝き、ハリマン・ジュエルシリーズ賞など合計6つの賞を同時に受賞した。
2015年5月にはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにてドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏し再び日本の聴衆にその美音と高い音楽性を披露したばかり。2015年8月にはスイスのヴェルビエ音楽祭に登場し、大好評を博した。

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