Emmanuelle Haimエマニュエル・アイム
Discography
Handel:Messiah / ヘンデル:メサイア(SACDハイブリッド)
Handel:Messiah / ヘンデル:メサイア(SACDハイブリッド)
2014.11.26 発売¥4,950(税込)/WPCS-12876/7
自身が率いるアンサンブルで不滅の名曲「メサイア」に挑む。
美貌と実力を兼ね備えた古楽系女流指揮者エマニュエル・アイムと、彼女自身が創設した古楽アンサンブル<ル・コンセール・ダストレ>が、オラトリオ(聖譚曲)の最高峰といわれるヘンデル作曲「メサイア」に挑みます。
バロック音楽の指揮者、演奏家、解釈者として現代の音楽界を牽引するアイムの「メサイア」。歌手陣も、欧米を中心に大活躍する若手の実力派であり、新世代アーティスト達による当アルバムは、この作品の名盤として後世にも語り継がれる一枚となることでしょう。
収録曲:ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV.56
参加アーティスト:ルーシー・クロウ(ソプラノ)、ティム・ミード(カウンターテナー)、アンドリュー・ステイプルズ(テノール)、クリストファー・パーヴス(バリトン)
録音情報:2013年12月4~7日、Opera de Lille
DISC1
M-1 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部シンフォニー[序曲]
M-2 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部レチタティーヴォ(テノール) 「慰めよ。わたしの民を慰めよ。」
M-3 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部アリア(テノール) あらゆる谷は持上げられて浅くなり
M-4 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部合唱 このようにして、主の栄光が現わされ
M-5 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部伴奏付きレチタティーヴォ(バス) 万軍の主はこう言われる
M-6 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部アリア(アルト) だれがその方の来る日に耐えられようか?
M-7 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部合唱 この方は、レビの子達を純化するであろう。
M-8 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部レチタティーヴォ(アルト) 見よ、処女がみごも身籠って男の子を産み
M-9 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部アリア(アルト) と 合 唱 シオンに良い知らせを伝える者よ
M-10 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部伴奏付きレチタティーヴォ(バス) なぜなら、見よ、闇が地の上をおお蔽っている。
M-11 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部アリア(バス) 闇の中を歩んでいた民は、大きな光を見た。
M-12 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部合唱 それは、ひとりのみどり子が、私達のために生まれたからである。
M-13 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部ピーファ [田園曲]
M-14 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部レチタティーヴォ(ソプラノ) さて野原では羊飼たちが夜、羊の番をしていた。
M-15 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部伴奏付きレチタティーヴォ(ソプラノ) すると見よ!主の御使いが彼らのところに来て
M-16 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部レチタティーヴォ(ソプラノ) 御使いは彼らに言った:「恐れることはありません。」
M-17 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部伴奏付きレチタティーヴォ(ソプラノ) すると、たちまちその御使いとともに
M-18 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部合唱 「いと高きところでは、神に栄光がありますように。」
M-19 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部ソプラノ シオンの娘よ、大いに喜べ。
M-20 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部レチタティーヴォ(アルト) そのとき、目の見えない人の目は開かれ
M-21 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部二人によるアリア(アルト→ソプラノ) この方は羊飼いのように、羊の群を養われるだろう。
M-22 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第一部合唱 なぜなら、この方のくびき軛は負いやすく、その荷は軽いのだから。
M-23 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 見よ、世の罪を取り除く神の子羊を。
M-24 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(アルト) この方はあなど侮られて、人々からの除け者にされた。
DISC2
M-1 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 まことにこの方は私たちの病を負い、私たちの悲しみを担って下さった。
M-2 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 彼が打たれたその傷によって、私たちは癒された。
M-3 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 私たちはみな羊のようにさまよってそれぞれの勝手な道へ
M-4 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部伴奏付きレチタティーヴォ(テノール) 彼を見る者はすべて、彼をあざ笑い
M-5 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 「彼は神を信じているのだ。それなら神が助ければいい。」
M-6 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部伴奏付きレチタティーヴォ(テノール) あなたがこの方をそし誹ったので
M-7 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリオーソ(テノール) たず尋ねてみよ。 この方が味わったような苦しみがまた世にあるだろうか。
M-8 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部伴奏付きレチタティーヴォ(テノール) この方は、あなたの民の罪のために打たれ
M-9 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(テノール) しかし、あなたは彼の魂をよみ陰府に捨て置かれず
M-10 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 「門よ、こうべを上げよ。開け、とこしえの扉よ。栄光の王が入られる。」
M-11 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部レチタティーヴォ(テノール) いったい神が、みつか御使いの誰かに向かって
M-12 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 神のみつか御使いたちみなに、彼をあが崇めさせよう。
M-13 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(アルト) あなたはとりこ虜を率いて、高みへと昇られた。
M-14 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 主が命じられると、福音を伝える者は大きな群れとなった。
M-15 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(ソプラノ) なんと美しいことだろう、よき知らせを伝える人々の足は
M-16 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 彼らの声は全地に響きわたり、その言葉は世界の果てにまで及んだ。
M-17 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(バス) どうして国々は騒ぎたち、人々はむな虚しいことをたくら企むのだろうか?
M-18 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 「彼らのかせ枷をうち砕き、彼らのくびき軛を解き捨てよう」 と。
M-19 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部レチタティーヴォ(テノール) しかし、天に座する方はその者たちを笑いとばし
M-20 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部アリア(テノール) 「おまえは鉄のつえ杖で彼らを打ち破り、陶工の作る焼物の器のように」
M-21 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第二部合唱 ハレルヤ!われらの主、全能の神は支配者となられた。
M-22 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部アリア(ソプラノ) 私は知っている、私をあがな贖って下さる方が生きておられることを。
M-23 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部合唱 死がひとりの人を通して来たのと同じように
M-24 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部伴奏付きレチタティーヴォ(バス) 見よ。 あなたがたに奥義を告げよう。」
M-25 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部アリア(バス) ラッパが鳴って、死者は朽ちない者によみがえり
M-26 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部レチタティーヴォ(アルト) そのとき「死は勝利に呑まれてしまった」
M-27 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部二重唱(アルト&テノール)「死よ、おまえのとげはどこにあるのか?」
M-28 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部合唱 その一方で、神に感謝すべきことに、神は私たちの主イエス・キリストを通じて
M-29 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部アリア(ソプラノ) 神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できようか?
M-30 オラトリオ≪メサイア≫HWV 56(1741) 第三部合唱 屠(ほふ)られた小羊、自身の血によって私たちを神に贖(あがな)って下さった子羊こそが~アーメン。
ル・コンセール・ダストレ
エマニュエル・アイムによって率いられる、バロック音楽を専門としたアンサンブルで、声楽も含まれる。2000年にアイムによって設立されて以来、その名は急速に広まり、世界中で注目される存在となった。バービカン・センター(ロンドン)、リンカーン・センター(ニューヨーク)、アムステルダム・コンセルトヘボウ(アムステルダム)、コンツェルトハウス(ウィーン)、ザルツブルク音楽祭(ザルツブルク)等、世界の檜舞台で活躍を続けている。2003年には、年間最優秀アンサンブルとして「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞」を受賞するほか、2008年には、年間最優秀古楽アンサンブルとして「エコー・クラシック賞」を受賞している。
ルーシー・クロウ(ソプラノ)
イギリス生まれのソプラノ歌手。完璧な技術と力強いステージ・パフォーマンスとともに、“鐘のようなクリアな声”の持ち主と評される彼女は、アイムのほか、ジョン・エリオット・ガーディナー、チャールズ・マッケラス、ロジャー・ノリントン、そして、アントニオ・パッパーノ等、名指揮者と共演を重ねている。ザルツブルク音楽祭でもデビューを飾っているほか、2013/14シーズンでは、カーネギー・ホールでリサイタル・デビューを行う予定である。
ティム・ミード(カウンターテナー)
イギリス生まれ。温かみのある声、そして、華やかでスタイリッシュかつ気品のある歌唱を持って高く評価されている。「メサイア」のソリストとしては、ニューヨーク・フィルハーモニック、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団等と共演を果たしている。
アンドリュー・ステープルズ(テノール)
イギリス生まれ。ヘンデル、モーツァルト、ブリテンを特に得意とする。サイモン・ラトルとは定期的に共演するほか、ダニエル・ハーディング、ヤニック・ネゼ=セガン等、現代を代表する指揮者と共演。オーケストラでは、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、フィラデルフィア管、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ロンドン響等、名だたるオーケストラと共演を重ねる。また、コヴェントガーデン王立歌劇場には定期的に登場するほか、ザルツブルク音楽祭でも活躍を見せている。
クリストファー・パーヴス(バス・バリトン)
アメリカ生まれ。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、スコティッシュ・チェンバー・オーケストラ等と共演を重ね、コンサートとオペラの両方で活躍する歌手である。