Enyaエンヤ

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紅白続報!

2009.1.5

エンヤが第59回NHK紅白歌合戦に出場しました!衛星生中継で第1部の最後に出演。
300年以上の歴史を誇るCastle Leslieという古城から中継は行われました。アイルランドのダブリン空港から約2時間ほどの場所に位置しており、約1000エーカーの広大な敷地内にある古城です。
ポール・マッカートニーが結婚式を行ったことがあるほど由緒正しい場所で、美く澄み切った細長い湖と1000エーカー以上の多くの緑に取り囲まれています。城内には近代的な設備があえて一切無く、調度品は全て美術品。例えばエンヤがパフォーマンスを行った部屋の暖炉は14世紀のルネッサンス時代の物をイタリアから取り寄せたものだそうです。まるで美術館のようでした。

そして古城の外には多くの野鳥の鳴き声が聴こえる自然と静寂が支配する幻想的な風景が広がっています。またこの時期のアイルランドはとにかく極寒。雪こそ降っていなかったものの、朝晩は地面がうっすら凍結して地表の枯葉や草がフリーズ・ドライ状になっていました。
それらは見た目にも美しいのですが、その上を歩くと丁度薄い霜柱を踏みしめているようなとても心地よい感触です。そんなエンヤにピッタリな中継会場でした。

放映当日はエンヤも早朝から準備を開始。古城の1階の一番大きい部屋を2つ使って現地時間お昼の12時16分に中継開始!パフォーマンスの前にコメントを求められたエンヤは「私は曲を書いている時にこの豊かな自然から多くのインスピレーションを受けます。このような自然が多く残っているアイルランドに生まれてとてもラッキーだと思います。私のメッセージはこの大切な自然を守り、次の世代に受け継いで行かないといけない、ということです。」と答えていました。

最初にパフォーマンスしたのはオリノコ・フロウ。13人のストリングスを従え、会場の外の風景も交えつつ、とても華やいだ感じの演出。次に隣の部屋に移り、「ありふれた奇跡」を披露。8人のダブリン在住の聖歌隊をバックに荘厳な雰囲気。パフォーマンス無事終了です。

中継が終わるとスタッフ全員で記念撮影大会。最後にこの城の城主も挨拶に顔を出し、エンヤはこの城に300年前から代々伝わるサイン帳にサインをしていました。また帰り際には「日本のファンのみなさまにHAPPY NEW YEARと伝えてください。」とメッセージをくれました。引き続きエンヤをよろしくお願いいたします!

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