Eric Claptonエリック・クラプトン

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クラプトンが語る、ナゼ「枯葉」を取り上げたのか

2010.9.2

ソロ・デビューから40年、エリック・クラプトンがカヴァー曲とオリジナル楽曲を集めた新作『クラプトン』を9/22に日本先行で発売します。アルバムからの日本での1stシングルは名曲「枯葉」。そもそもこのアルバムの制作は2006年に発表されたJ.J.ケイルとのコラボ作『ザ・ロード・トゥ・エスコンディード』の第2弾として、制作がスタートしました。エリック・クラプトン は「枯葉」を取り上げたことについてこのように語っています。「もともとはフランス人の詩人が書いたものなんだ。間違っているかもしれないけれど、ランボーと関係のあった人らしい。その詩から生まれた曲ということだね。ジョニー・マーサーがそれを聴いて気に入り、フランス語から英語に翻訳した。でも、僕が音楽的に手本にしたのは、映画に使われたイヴ・モンタンのヴァージョン。40年代のフランス映画に使われた曲だね。もともとはJ.J.ケイルに歌ってもらおうと思っていたんだ。彼からは、今回は君が曲を書けてといわれて、それを受け入れて、一所懸命やるかわりに、提案しようと思ったんだ。「枯葉」を歌ってほしいってね。いやかもしれないけれど、僕らもたっぷりと歳をとった、最後はバラッドを歌ってもいいんじゃないかって。ロックンロールやブルースにこだわってきたけど、そろそろいいんじゃないかって。君が歌ってくれたら、素晴らしいものに仕上がるよってね。結局、イヴ・モンタンのヴァージョンを手本に僕が歌ったわけだけど、やっぱり、彼に歌ってほしかったな」しかし、クラプトン・ファンはこの哀愁感ただよう仕上がりにきっと満足してくれるはずです。まだまだ暑い日が続きますが、この曲を聴いて、是非一足先に秋の気分に浸ってほしいです。

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