Eric Claptonエリック・クラプトン

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クラプトン、カヴァー哲学を語る

2010.9.16

ソロ・デビューから40年、エリック・クラプトンがカヴァー曲とオリジナル楽曲を集めた新作『クラプトン』を9/22に日本先行で発売します。アルバムからの日本での1stシングルは名曲「枯葉」です。「枯葉」の他にもアーヴィング・バーリンの「ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン」やホーギー・カーマイケルの「ロッキン・チェアー」といった偉大な作曲家の作品も取り上げています。そういう曲を取り上げて、悩むこともはなかったのか。まったく別のものにするかとか、オリジナル通りにやるべきかとか。という問いに対して、クラプトンはこのように答えています。「理想的な方法は、まず自分自身が、きちんと弾けるようになるということだね。それをせずにピアニストにただ「伴奏してほしい」といったら、彼らは、たとえばナット・キング・コールとか、よく知られたスタンダードの感じで弾くだろう。僕がギターを抱えて、どういう風に弾くかわかっていれば、状況は変わる。スタンダードはピアノの和音をもとに書かれている曲が多いけれど、それをギターでどう表現するか、あるいは、ブルース的な感覚でどう解釈し直すか、追求するかということだね。たとえば、ビッグ・ビル・ブルーンジーならどう弾くか、なんて考えながら。彼は「ザ・グローリー・オブ・ラヴ」(ディーン・マーティン、ベギー・リー他)をやっているからね。彼はあのスタンダードをブルースに焼き直しているんだ」

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