グラズノフの交響曲ボックスとして最も人気の高いのがこのスヴェトラーノフによるこの演奏では、交響曲8曲のほかに、「エイコーラ」で有名なロシア民謡「ボルガの舟歌」を用いて巨大かつ壮絶な盛り上がりをみせる傑作『ステンカ・ラージン』など管弦楽曲6曲も収録。グラズノフの交響曲と管弦楽曲は、ロシア的な要素をふんだんに含む、好きな人にはたまらない作品が揃っており、スヴェトラーノフによる演奏はそうした音楽の魅力を最大限に引き出したものとして定評がある名演です。

スヴェトラーノフの素晴らしき演奏録音の偉業！ 《ミャスコフスキー：交響曲＆管弦楽作品全集》 20世紀に活躍した作曲家でありながら27に及ぶ交響曲を作曲したことで知られるニコライ・ヤコヴレヴィチ・ミャスコフスキー（1881-1950）。長年モスクワ音楽院の教授を務めたミャスコフスキーですが、作風の変遷には大きなものがあり、全27もの交響曲にしても、聴きやすさを基調にはしているものの、中には実験的で前衛的な要素や、民俗的な要素が認められるものもあり、また、シンプルで古典的なもの、合唱を交えた大掛かりなものから、ブラスバンドのためのものまで多彩をきわめているのが特徴でしょう。 ※ CDは生産中止につき、メーカーには在庫はございません。 　　販売店在庫のみとなります。 デジタル配信、ストリーミングにても、お聴きいただけます。

グラズノフ特有の洗練とダイナミズムを余すところなく再現した、この作品の代表的名盤。