Fabio Biondiファビオ・ビオンディ
Discography
Italian Violin Sonatas / イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集

Italian Violin Sonatas / イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集
2005.11.28 配信/0724354558856
ビオンディにふさわしい選曲ともいえ、マイナーな作品にも面白いものがあることを教えてくれる彼ならではの創意に富んだアルバム
ビオンディ/イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集
このビオンディの「イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集」は、レパートリーを限定せずに常に果敢なチャレンジ精神を見せてくれるビオンディにふさわしい選曲ともいえ、マイナーな作品にも面白いものがあることを教えてくれる彼ならではの創意に富んだアルバムに仕上がっています。
1714年から1743年、バロック後期に書かれたイタリア人作曲家によるヴァイオリン・ソナタの注目作をたっぷり70分収録したこのアルバムで、ビオンディはいつもながらの素晴らしい演奏を聴かせてくれており、ヴェラチーニでは堂々たるスケール感の表出や、高速な走句での鮮やかな歌いこみをみせ、ロカテッリ、タルティーニ、ジェミニアーニでもやはり思い切った超絶技巧を披露してくれています。
面白いのはミケーレ・マシッティというナポリ生まれながらフランスで活躍した作曲家の『プシュケ』で、フランス・バロック風なエレガントな雰囲気、機知に富む曲調がアルバムの中でユニークな魅力を放っています。
なお、ビオンディはここで手兵のアンサンブル“エウローパ・ガランテ”のメンバーに通奏低音を任せていますが、オルガンやテオルボといった楽器の選択には、幅広い活動からビオンディが獲得した確かな審美眼の存在を感じずにはいられません。
録音状態も含め、非常に優れたバロック・アルバムです。
・ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.6 n.12 (1737)
・ジェミニアーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.4 n.5 (1739)
・タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.2 n.1 (1743)
・ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1 n.1 (1721)
・マシッティ:ヴァイオリン・ソナタ『プシュケ』 Op.5 n.12 (1714)
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン、指揮)
このビオンディの「イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集」は、レパートリーを限定せずに常に果敢なチャレンジ精神を見せてくれるビオンディにふさわしい選曲ともいえ、マイナーな作品にも面白いものがあることを教えてくれる彼ならではの創意に富んだアルバムに仕上がっています。
1714年から1743年、バロック後期に書かれたイタリア人作曲家によるヴァイオリン・ソナタの注目作をたっぷり70分収録したこのアルバムで、ビオンディはいつもながらの素晴らしい演奏を聴かせてくれており、ヴェラチーニでは堂々たるスケール感の表出や、高速な走句での鮮やかな歌いこみをみせ、ロカテッリ、タルティーニ、ジェミニアーニでもやはり思い切った超絶技巧を披露してくれています。
面白いのはミケーレ・マシッティというナポリ生まれながらフランスで活躍した作曲家の『プシュケ』で、フランス・バロック風なエレガントな雰囲気、機知に富む曲調がアルバムの中でユニークな魅力を放っています。
なお、ビオンディはここで手兵のアンサンブル“エウローパ・ガランテ”のメンバーに通奏低音を任せていますが、オルガンやテオルボといった楽器の選択には、幅広い活動からビオンディが獲得した確かな審美眼の存在を感じずにはいられません。
録音状態も含め、非常に優れたバロック・アルバムです。
・ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.6 n.12 (1737)
・ジェミニアーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.4 n.5 (1739)
・タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.2 n.1 (1743)
・ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1 n.1 (1721)
・マシッティ:ヴァイオリン・ソナタ『プシュケ』 Op.5 n.12 (1714)
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン、指揮)









