Fear Factoryフィア・ファクトリー

Profile

バートン・C・ベル/ヴォーカル
ディーノ・カザレス/ギター
バイロン・ストラウド/ベース
ジーン・ホグラン/ドラム

プロデューサー:ライス・フルバー

1990年10月ロサンゼルスで結成。
1992年 『ソウル・オヴ・ア・ニュー・マシーン』 でデビュー、
その無機質なインダストリアルとも言えるメカニカル・メタル・サウンドはシーンに衝撃を与え、世界中からの注目を一気に集める存在となる。
その翌年には革新的とも言えるリミックス・ミニ・アルバム 『フィア・イズ・ザ・マインドキラー』 (日本では2001年発売) を発表。
95年には今だにインダストリアル・メタル/ヘヴィ・ロックの傑作と言われる 『ディマニュファクチャー』 をリリース、 97年には同作品のリミックス・アルバム 『リマニュファクチャー』 を発表、メタルとエレクトロニック・ミュージックの融合を果たし、メタル・シーンに改革をもたらした。 98年、前作の延長線上にありつつ、彼ら本来の個性にさらに磨きをかけ、近未来的世界観をコンセプトに作り上げたサード・アルバム 『オブソリート』 をリリース、全米ではゴールド・ディスクする。 2001年4月にはよりシンプルに、よりコンパクトにというイメージで制作された4thアルバム 『デジモータル』 をリリースし、各国で好評を得た。

全てが順調だと思われていた2002年3月、突然ヴォーカルのバートンがバンド脱退の意思を表明し、12年に渡るフィア・ファクトリーとしての活動に終止符を打った。 が、その後バートンはオリジナル・メンバーでありバンド・サウンドの中心人物であったディーノ以外のメンバーとともに新たなフィア・ファクトリーを始動させ、 2001年、アルバム 『アーキタイプ』 を発表、その後も2005年には 『トランスグレッション』 を発表、絶え間ないツアーを続けていくのだが、 やはりディーノ不在という事実は大きくバンドにのしかかっていた。

ディーノはその間、自らのプロジェクトを数々行いながら活動を続けていたのだが、2008年、バートンがディーノにコンタクトを取ったことにより、 二人は再び一緒に活動する事を決意、ベースはディーノ不在期のベーシスト、バイロン・ストラウドを、 そしてドラマーにはバイロンとはストラッピング・ヤング・ラッドで一緒に活動していた名手、ジーン・ホグランを迎え入れ、 コアなフィア・ファクトリー・サウンドを復活させた 『メカナイズ』 を2010年2月にUSで発表、完全復活となったそのサウンドは熱狂的に迎え入れられた。 しばらく来日からも遠ざかっていたのだが、同作品の日本盤発売後、メタリカ日本ツアー (2010年) のサポートアクトとして久しぶりの来日公演を敢行、 その凄まじいパフォーマンスを久しぶりに日本のファンに見せつけてくれたことも記憶に新しいだろう。

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