Fleet Foxesフリート・フォクシーズ
Profile
- ロビン・ペックノールド (Robin Pecknold) - Vo., Guitar
- スカイラー・シェルセット (Skyler Skjelset) - Guitar, Mandolin
- クリスティアン・ワーゴ (Christian Wargo) - Bass, Guitar, Vo.
- ケイシー・ウェスコット (Casey Wescott) - Keyboard, Vo.
- モーガン・ヘンダーソン(Morgan Henderson)- Bass, Guitar, Percussion
フロントマンのロビン・ペックノールドが中心となり結成された、ワシントン州シアトル出身の美しき、音楽集団。
USインディーの至宝とも呼ばれ、アコースティック中心のバンジョー、マンドリン、ピアノ、フルート等を取り入れた牧歌的サウンドが特徴。インディー、フォーク、どれにも当てはまるようで、どの枠にもはまり切らないその多種多様なサウンドが世界中の音楽ファンを陶酔させている。壮大なサウンドと、美しいコーラス・ワークが、ビルボードやPitchforkを始めとする世界中のメディアから大絶賛を受け、海外主要メディアの年間チャートを独占した。
シアトル郊外のハイスクールの同級生だったロビンがスカイラーが出会ったことが結成のきっかけ。メンバーは親の影響などもあり、それぞれがボブ・ディランやニール・ヤングなどを好んで聴いていたとのことで、良質なインディー・フォークの才能は早くからして醸造されていた模様である。
2006年、EP『Fleet Foxes』でデビュー。その後、2008年2月に2枚目のEP『Sun Giant』を、同年6月にはデビュー・アルバム『Fleet Foxes』を相次いでリリースした。
ストックした曲のアイデアを殆ど廃棄するなど、ストイックな制作期間を経て(元々は2009年に2nd Albumリリースを計画していたが、大規模なツアーなどもあり、制作予定を修正して2011年リリースとなった)、2010 年より再度制作がスタートされ、2011年、2nd Album『Helplessness Blues』をリリース。前作以上に生命力、躍動力を増したその圧倒的な美しいサウンド・テクスチャーに、世界中のメディア、音楽リスナーから最大級の評価を持って迎えられ、ビルボードTOP200にて最高位4位を記録するなど、セールス的にも大成功を収めた。
ちなみに、フロントマンのロビンは大の日本通で知られており、日本の伝統文化、ポップ・カルチャーなどにも精通しているという。今作『CRACK-UP』の収録楽曲にも琴など日本の伝統楽器が使われている。