ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンの、 旧EMIへの録音を全て収録した、演奏の優雅さ、洞察力などを証明したBOX

現役のヴァイオリニスト中傑出した存在であり、旧EMIへの録音は史上最もヴァイオリン名曲を網羅したものの一つといえる。3時間半に及ぶ本アルバムの収録は、ヤンソンス、マゼール、サヴァリッシュとの共演により協奏曲、ソロ音楽、室内楽の傑作の真髄をコレクト、1984-1996年録音。 25トラック／3時間26分収録

FPツィンマーマーマンのディスコグラフィ・シリーズ ベートーヴェンの三重協奏曲では、各ソリストが個々の表現力をそばだてる演奏と室内楽的なアンサンブルを実現させることが要求される。キャリアの初期からツィンマーマンは数多く手掛けてきた作品。1985年録音。

FPツィンマーマーマンのディスコグラフィ・シリーズ バッハ作品をまとめた協奏曲アルバム、オーボエはニール・ブラック。1988年録音。

FPツィンマーマーマンのディスコグラフィ・シリーズ ソリストとしてまた室内楽演奏者としてのツィンマーマーマンの能力を十二分に発揮したブラームス・アルバム。サヴァリッシュがLPOを指揮、さらにホルン三重奏曲ではピアノを担当。1996年録音。

フランスの近現代作品をまとめたFPツィンマーマーマンとしてはレアのレパートリーの収録。フランス六人組のメンバーのソナタ作品、フランセのソナチネ、「サティ：右や左に見えるもの〜眼鏡無しで」などを収録。フランスの美術、言語そして赤ワインなどフランスに心惹かれると語るフランスへの趣向を告白するかのような演奏。1991年録音。

FP．ツィンマーマーマンのディスコグラフィ・シリーズ 卓越した技巧を誇る彼が、ヴィオラのタベアと共演、忘れることのできない名旋律を交換。長年シュトゥットガルトの放送響を指揮してきたジェルメッティ（2021年死去）の指揮での名演。1990年録音。

1990年4月、ドイツの大政治家で当時連邦大統領であったヴァイツゼッカーの生誕70年を祝って行われた公演ライヴ。ケルン放送響と首席指揮者ベルティーニにより、ヴェーベルン：夏の風の中で、ストラヴィンスキー：「火の鳥」組曲、若手ながら名声を得ていたツィンマーマーマンとのモーツァルト：ヴァイオリン協奏曲第4番が演奏された。

メンデルスゾーンの2曲のヴァイオリン協奏曲（若書きの未出版、1世紀以上も演奏されるこのとの無かった作品と、いわずとしてたロマン派を代表する傑作協奏曲）の町名演組み合わせ、1985年録音。  

マゼールとの「第1番」収録から数年後に、もう一人のレジェンド指揮者ヤンソンスとともに「第2番」を録音してプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲2曲を完結させた。シベリウスの傑作も併録、1991年録音。

マゼールはツィンマーマンのキャリアの初期に決定的な影響を与えていて、ザルツブルク音楽祭への登場に道を開き、また10代での彼の初の全米ツアーを先導している。録音での唯一の共同作であるロシア系作品の2大傑作、1987年録音。