George Liジョージ・リー
Discography
Live at the Mariinsky / ライヴ・アット・マリインスキー【輸入盤】
Live at the Mariinsky / ライヴ・アット・マリインスキー【輸入盤】
2017.09.26 発売/9029.581294
毎日「期待の新人ピアニスト」が登場する現代、誰もが水準以上のテクニックを持ち、多くのコンクール入賞歴、かつ優れた音楽性を兼ね備えています。その中で一歩抜きんでた個性を発揮するというのは容易なことではありません。ジョージ・リーは、2015年チャイコフスキー国際コンクールで第2位を同じく名手ゲニューシャスと分け合った俊英です。すでに日本にも来日経験があり、その実演に触れた人も多いかもしれません。ピアニストには「苦悩を全身で表現する人」と「音楽を奏でる喜びを全身で表現する人」がいますが、リーは間違いなく後者のタイプ。それはこのアルバムの最初に置かれたハイドンの最初の茶目っ気に満ちたフレーズの歌わせ方で実感できるでしょう。彼の手にかかると、あの悲愴感極まる「葬送行進曲」ですら「新たな世界への旅立ち」の音楽に聞こえてきます。ラフマニノフの「コレッリの主題による変奏曲」を聴いていると、「この人が弾くラフマニノフ・ラプソディ」が聴いてみたいと強く思います。まさに「音楽の神に愛されている」ピアニスト。1995年生まれの期待の星です。ジョージ・リーは、10歳でボストンのスタインウェイ・ホールで初リサイタル。ウォールナット・ヒル芸術学校で学びながら、ニューイングランド音楽院でファ・キョン・ビュンにピアノを師事、2017年現在はハーバード大学とニューイングランド音楽院の共同プログラムで引き続きファ・キョン・ビュンに学んでいます。2010年にヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで優勝し、16歳でニューヨーク、そしてワシントンDCにデビューした。これまでにクリーブランド・オーケストラ、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団などと共演したほか、ベンジャミン・ゼンダ指揮ニューイングランド音楽院ユース・オーケストラのヨーロッパ・ツアーに参加。2015年のチャイコフスキー国際コンクールでシルバー・メダル(第2位)を受賞したほか、2014年パリで行われた第16回グランプリ・アニマート国際コンクールで優勝。2012年にはギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞するなど、多くの賞を受賞しています。2015-16シーズンは北米のオーケストラと共演、ルーブル美術館、リヨン、サンクトペテルブルクなどでリサイタルを行っています。すでに世界中で「華麗なヴィルトゥオーゾと年齢離れした天性の優雅さを併せ持ったピアニスト」として、高評価されています。
【収録予定曲】
1) ハイドン:ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32,
2) ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35,
3) ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42,
4) リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172-3
5) リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244-2
【収録予定曲】
1) ハイドン:ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32,
2) ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35,
3) ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42,
4) リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172-3
5) リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244-2
M-1 ハイドン:ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32
M-2 ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35
M-3 ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
M-4 リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172-3
M-5 リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調 S.244-2
【演奏】
ジョージ・リー(ピアノ)
【録音】
2016年10月4-5日、サンクトペテルブルグ、マリインスキー劇場でのライヴ