Goo Goo Dollsグー・グー・ドールズ

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8月29日(日)ロサンゼルス、グリーク・シアター公演レポート

2010.9.2

ニュー・アルバム『サムシング・フォー・ザ・レスト・オブ・アス』が9/1(水)に発売となったグー・グー・ドールズ。ニュー・アルバムのプロモーションを兼ねた全米サマー・ツアーの最終日、彼らが現在暮らしているロサンゼルスでの公演が行われました。6000人近く収容する山の中腹にある野外会場は、20代~40代の男女のファンで最後列までびっしりと埋め尽くされていました。Green RiverOrdinance、スイッチフットと2組のゲスト・バンドが会場を盛り上げた後、GGDが登場。メンバー3人の他に、ツアー・ギタリストとキーボディストが1人ずつ加わった5人編成で、総立ちになった観客を前に“スウィーテスト・ライ”でショウをスタート。“ビッグ・マシーン”、“ディジー”、“ブラック・バルーン”、“スライド”、“ベター・デイズ”、“レット・ラヴ・イン”、“ネーム”等、これまでのアルバムのヒット曲を満遍なく盛り込みながら、新作からのファースト・シングル“ホーム”や、ロビーがヴォーカルをとる“ナウ・アイ・ヒア”といった新曲も、バランス良く織り込まれたステージでした。途中でジョンが「今回のツアーは、セックスと、ラヴと、完全にパカになるためのものなんだ!」と冗談を言って客席を湧かせていましたが、その言葉を証明するかのように、ジョンもロビーもステージ上を駆け回ったりしながら、全力で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。代表曲“アイリス”で最大の合唱を巻き起こして一旦ショウを締めくくった後、鳴り止まない拍手と大歓声に応えて再登場したアンコールでは、新作中最も感動的な曲の一つ、 “ノット・ブロークン”を披露。この曲を歌う前にジョンは「この曲はラヴ・レターなんだ。ここで歌われている男性が、この手紙を受け取ってくれることを願っているよ」とコメント。そして最後の最後は“ブロードウェイ”で締めくくられました。彼らはこの後9/5から、秋のツアーに突入します。

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