Green Dayグリーン・デイ

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4/10に行われた2回目のゲリラ・ライブのレビューがNY TIMESに掲載されました。

2009.4.14

グリーン・デイ、サンフランシスコのシークレット・ショウの内側 ― NYタイムズ

グリーン・デイ、サンフランシスコのDNAラウンジでシークレット・ショウを行なう
2009年4月10日、12:14PM サンフランシスコ発
今週2回目となるゲリラ・スタイルのライヴにおいて、ロック・バンド、グリーン・デイは5月に発売となるニュー・アルバム『21st CENTURY BREAKDOWN』からの新曲を発表した。ベイ・エリア出身のこのバンドは、ライヴのほんの24時間前に500人収容の会場、DNAラウンジを予約し、午後10時の開演時間の6時間前にファンへのアナウンスを行なった。チケットは僅か20分間でソールド・アウトとなった。日常的にスタジアム・ライヴを行なう彼らにとって、この小さな会場でのライヴはバンドにとって、伸ばした手をとったり、リクエストを受けたり、ステージ・ダイヴをしたりと、ファンを身近に感じるいい機会となった。

シンガー/ギタリストであるビリー・ジョー・アームストロングは、今世紀初めの激動の数年間を生きる若いカップルの物語を時折メランコリーに満ちた曲を交えながら描いた、新作のパンク・オペラを「頭からケツまで」演奏することを宣言した。ショウの後半は、2004年の『AMERICAN IDIOT』からの曲やさらに昔のヒット曲を含むものとなり、ファンはバンドと一緒に歌える機会を与えられたことを感謝しているかに見えた。ある場面ではアームストロング氏が歌詞を一部忘れてしまったこともあったようで、驚きに呆然となった女性ファンをステージに上げ、自分の代わりに歌わせていた。アームストロング氏、そしてドラマーのトレ・クールとベーシストのマイク・ダーントは、自身の90年代のメガ・ヒット曲を演奏するのにうんざりした様子をしばしば見せていた。「Basket Case」を演奏した後、アームストロング氏は指で拳銃の形を作り、口の中に入れる真似をした。

真夜中を大分過ぎた頃、観客は街に溢れた。青いモヒカン頭の学生、24歳のジョナサン・ピッロはトレ・クールが観客に放り投げたドラム・スティックを掴んだ。「あれは、自然な衝動に溢れていて素晴らしかったよ」小さなクラブでビッグなスターを目の当たりにしてすっかり興奮状態のピッロ氏は語る。「ニュー・アルバムには、ビッグで超スゴイ、破竹の勢いみたいなものがあって、彼らが今まで以上に楽しんでいるって感じがあったよ」

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