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グリーン・デイの最高傑作『アメリカン・イディオット』が、発売20周年を記念した4枚組CD+2枚組Blu-rayからなる豪華6枚組デラックス・エディションとなって登場! 輸入盤国内仕様となる日本盤の発売が11月20日に決定!!

2024.9.12

グラミー賞受賞を誇る、カリフォルニアが生んだ”世界で最も愛されている”パンク・ロック・バンド、グリーン・デイ。彼らが2004年に発表した最高傑作『アメリカン・イディオット』発売20周年を記念して、オリジナル・アルバムやレア音源、当時のライヴ音源などに加え、2本のドキュメンタリー映像やBBCでのライヴ映像などを4枚のCDと2枚のBlu-rayに収録した豪華6枚組デラックス・エディション『アメリカン・イディオット:20周年記念デラックス・エディション』が、海外では10月25日に、そして輸入盤国内仕様となる日本盤が11月20日、それぞれ発売されることが決定した。




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この『アメリカン・イディオット:20周年記念デラックス・エディション』は、ハンバーガーボックス仕様のパッケージに4枚のCDと2枚のBlu-rayをはじめ、ロブ・カヴァロとデヴィッド・フリックによるライナーノーツに加え当時の未発表写真を多数掲載した48ページのブックレット、3種類のピンバッジ・セット、ステッカー・シート、特製ワッペンといった様々な特典物を同梱した作品だ。11月20日に輸入盤国内仕様で発売される日本盤には、Blu-rayに収録されている映像に日本語字幕が付いている他、英文ライナーノーツの完全翻訳や歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレット、そして日本のファンだけに届けられる別絵柄のステッカー(予定)も追加特典として封入されることが決定している。



1990年にレコード・デビューを果たし、1994年、名作と誉れ高いアルバム『ドゥーキー』でメジャー・デビュー、以降その最高にキャッチーで最高にパンクなスタイルで世界中から愛されるパンク・ロック・バンドとして他の追随を許さない存在感を放ち続ける、カリフォルニアが生んだ3人組、グリーン・デイ。今年1月には約4年振りとなる最新作『セーヴィアーズ』を発表、新旧のファンを熱狂させ、来年2月には待望の来日公演も決定している彼ら。昨年2023年に、彼らのメジャー・デビュー・アルバムとなる『ドゥーキー』の30周年記念作品をリリースしたのだが、それにつづくアニヴァーサリー・エディションとしてリリースされるのが、彼らが2004年に発表した、グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀ロック・アルバム賞の2部門での受賞を果たした最高傑作、『アメリカン・イディオット』の発売20周年記念エディションだ。

限定盤となる20周年記念デラックス・ボックス・セットには、オリジナル・アルバム音源はもちろんのこと、日本のファンには嬉しい「爆発ライヴ!~TOKYO編」に収録されていた幕張メッセでの2005/3/19の音源など多数の貴重な音源の数々が収録されている。中でも、15曲の未発表デモ音源や、2004年のニューヨークにあるIrving Plazaでの15曲のライヴ音源(内、クイーンの「伝説のチャンピオン(We Are The Champion)」のカヴァーを含む9曲が今回初出となる未発表ライヴ音源)といった音源を筆頭に、今までに様々な形態ですでにリリースされていたBサイド曲やボーナス・トラックなどが14曲収録されているのだ。また、今作に同梱される2枚のBlu-rayには、ドキュメンタリー映像『ハート・ライク・ア・ハンド・グレネード』や、今回新たに編集された約110分に及ぶ新ドキュメンタリー映像『トウェンティ・イヤーズ・オブ・アメリカン・イディオット』、そして「Top Of The Pops」での「Mini Gig」映像や、「Later with Jools Holland」の映像など、英BBC出演時の映像が収録されている。また、今作にはRolling Stone誌のデヴィッド・フリックによる書き下ろしのライナーノーツとプロデューサーのロブ・カヴァロのライナーノーツを掲載したブックレットも同梱されている。

ロブ・カヴァロとバンド自身の共同プロデュースという形で創り上げられたこの『アメリカン・イディオット』は、グリーン・デイというバンドだけではなく、21世紀のロック・ミュージックそのものの転換点とも言うべき金字塔的作品となった。2004年9月21日のリリース後、全米アルバム・チャートで見事首位を獲得し、最終的に世界で累計2,300万枚を超えるセールスを記録(USのみで実に900万枚を売り上げている)、2005年のグラミー賞では「ベスト・ロック・アルバム」部門を受賞し、ジュノー賞での「最優秀インターナショナル・アルバム賞」、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで「最優秀アルバム賞」、アメリカン・ミュージック・アワードで「ポップ/ロック・アルバム賞」、日本ゴールドディスク大賞で「ベスト10・インターナショナル・ロック&・ポップ・アルバムオブ・ザ・イヤー」、他にも2006年のBRITアワードで「最優秀インターナショナル・アルバム」を獲得するという、凄まじい記録を打ち立てたのだ。さらに、このアルバムはブロードウェイ・ミュージカルにも影響を与え、同名タイトルのミュージカルは、トニー賞2部門とグラミー賞1部門を受賞している。

「ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス」や「ホリデイ」、「ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ」、「ジーザス・オブ・サバービア」、そしてアルバム・タイトル曲の「アメリカン・イディオット」といった数々のヒット曲を収録したこのアルバムは、バンドにとって商業的にも、メディアからの批評的にも、それまで以上に大きな賞賛を受ける作品となったのだ。Rolling Stone誌の「歴代最高のアルバム500選」や、NPRによる「2000年代における最も重要な作品50選」、Entertainment Weekly誌の「ニュー・クラシックス: 1983年から2008年におけるベスト・アルバム100選」、そしてNME誌の「2000年代における最高のアルバム100選」といった、数々の「ベスト・オブ」リストにその名を連ね、Pitchforkからは「バンド史上最も野心に溢れる作品」や「パンク・スピリットを見せつけた素晴らしいアルバム」といった歓喜にも似た賞賛を受けている。



photo by Eva Mueller

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