Hakubi

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Hakubi、初の映画主題歌に決定!

2021.4.27

京都発の3ピースバンド、Hakubiの新曲が、初の映画主題歌に決定!新曲のタイトルは「栞」。主演 高畑充希 × 監督 タナダユキによる映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌として書き下ろされた。映画は、2021年秋、全国公開される。

●映画『浜の朝日の嘘つきどもと』オフィシャルサイト



『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』などの話題作を世に送り出し、2020年1月に公開された『ロマンスドール』でも大きな注目を集めたタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作は、震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、病に倒れた敬愛する恩師との約束を守るため閉館寸前の映画館の再建に向け奔走するお話し。タナダ監督と初タッグを組む高畑充希が演じるのは、「朝日座」再建に奔走する主人公・茂木莉子(本名:浜野あさひ)。そして「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役にはバラエティ番組だけではなく女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が脇を固める。

映画のアフターストーリーを描いた、昨年放送の福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌も担当したHakubi。ドラマ主題歌「アカツキ」では、思い通りにならなかった夢のその先で、しっかりとまた一歩踏み出していく主人公の覚悟を見事に表現。そして、本作の主題歌「栞」でも、高畑充希演じる茂木莉子と大久保佳代子演じる莉子の恩師・茉莉子先生の深い絆や、不器用ながらも前に進もうともがく莉子の強さを感じさせる楽曲となっている。

[藤原努プロデューサー コメント]
この映画の主題歌のお願いをHakubiさんにした時、ボーカルの片桐さんは、デビューを控えてのコロナ禍の中、心身ともにかなり追い詰められている状況だったと聞きました。そこからの彼女の言わば立ち直りのタイミングと映画館の再生を模索するこの映画のテーマが、一種共振する形でこの主題歌は生まれたのではないかという気がしています。
“栞”はさまざまな出来事や人生のターニングポイントの象徴。
おそらくHakubiさんたちにとっても映画『浜の朝日の嘘つきどもと』にとってもお互いにかけがえのない歌ができ上がったんじゃないかと思います。

[Hakubi 片桐(Vo/Gt)コメント]
あの頃、気がつけば何気なくそばにいてくれた人
今頃何をしているのだろうと思い浮かべ
ふいに会いたくなる“あの人”に感謝を伝えたくなる
優しくて温かいこの作品に
Hakubiの音楽で関われたことがとても嬉しいです。
今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は
暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を
何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ
道標となってくれた“あの人”へ
自分の両の足で立てるようになった今
手紙を書く様に書いた曲です。
皆さんにとっての“あの人”にも
届いてくれるといいなと思っています。


【映画情報】
映画『浜の朝日の嘘つきどもと』

2021年秋、全国公開

[ストーリー]
100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館が活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として、地元住民の思い出を数多く育んできた。時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まり、森田も打つ手がないと決意を変えるつもりもない。地域に密接した映画館を守ろうとする都会の人間と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人。果たして「朝日座」の運命やいかに・・・。
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脚本・監督:タナダユキ
出演:高畑充希
柳家喬太郎 大久保佳代子
甲本雅裕 佐野弘樹 神尾 佑
光石 研/吉行和子
主題歌:Hakubi「栞」(unBORDE)
制作プロダクション:ホリプロ
配給:ポニーキャニオン
©2021 映画『浜の朝日の噓つきどもと』製作委員会

公式サイト:hamano-asahi.jp
公式Twitter:chutere_drama
公式インスタグラム:chu50th.drama

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