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illion、ロンドンでの初LIVEを最速レポート!

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2013.3.19

イギリス他世界8か国でデビューする、illionの世界初ライヴが3月17日(日)にロンドンの老舗名門ライヴハウス、O2 Shepherd's Bush Empireで行われた。

TOKYO ROCKSとThis feelingによるこのイベントには、カール・バラー(元ザ・リバティーンズ)やザ・ライフルズなど合計5組が登場。illionは最後から2組目として午後9時にステージに立った。ライヴの冒頭、野田はまず「Good Evening. My name is illion. Nice to meet you」と集まった英国人オーディエンスに英語で挨拶。川崎昭(Ds)、Gregory Hall(チェロ&G)、Dean Deavall(Key)、栗本ヒロコ(B)、長岡亮介(G)とともに、デビュー作『UBU』(英国2月25日、日本3月6日発売)より全11曲をライヴ初披露した。

1曲目の“BEEHIVE”では早くも、迫力ある三本のギターや英国人キーボーディストのコーラスなどで、野田がほぼ一人で作り上げた作品の音の世界をライヴという場に移すことに成功。初めて彼のことを知る英国人オーディエンスも、音と堂々とした野田の声が生み出すステージ上の別世界に魅了され、次第に歓声ともに体を自由に揺らしていった。

この日“γ”と“MAHOROBA”では、テルミンのような?小型楽器が登場。彼の体の動きに合わせ音を出す不思議な様子に、会場中が釘付けに。また、曲によっては背景のスクリーンに曲のイメージを増幅させる美しい映像が流された。最終曲"GASSHOW"の冒頭でそのスクリーンに映し出されたのは、日本の日の出を思わせる丸い紅色の円。祈りと願いが散りばめられたこの曲の雰囲気と映像が調和することで、言葉や文化の違いをも超えて、illionの音楽が改めて会場を魅了していった。

illionとメンバーはこの後ドイツに向かい、ハンブルグで若き日のビートルズが拠点として活動していたライヴ・ハウス「Indra」でのショーケースを19日に行う。また、5月12日(日)には味の素スタジアムで行われるTOKYO ROCKS 2013にて、日本での初ライヴも予定されている。

TEXT: Nami Sezawa 妹沢奈美
PHOTO: Tetsuya Nagato 永戸鉄也



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UBU

2013.03.06 発売 ¥2,619(税込)/WPCL-11318

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2013.03.06 発売 ¥2,619(税込)/WPCL-11318

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