Jean-pierre Rampalジャン=ピエール・ランパル
Discography
The Complete Erato Recordings Vol. 2 (1963-69) / エラート録音全集第2集 1963~69年【輸入盤】
The Complete Erato Recordings Vol. 2 (1963-69) / エラート録音全集第2集 1963~69年【輸入盤】
2015.04.14 発売/2564.619043
ランパル没後15周年を記念して、EratoとEMI(HMV)のすべての音源をボックスで発売するシリーズの第2弾。全4巻CD67枚分となる大型企画。
第2弾となる「エラート録音全集 第2集」では、1963年から1969年にかけてレコーディングされた音源を収録。当時のランパルは、オーケストラの首席奏者を辞し、ソロ奏者、室内楽奏者としての活動をさらに本格化し始めた時期で、その存在感には凄いものがありました。
なお、セットの解説書は欧文(英仏独)のみとなり、トラック・リストは各ディスクの紙ジャケット裏に記載される予定ということです。
【ランパルに寄す・・・エマニュエル・パユ】
「ここに復活するランパルの名演奏は、20世紀フランスのフルートの名手、ジャン=ピエール・ランパルの伝説的な演奏に光を当てた、完全な録音集です。彼は魅惑的な音、独特の言い回し、素晴しい妙技によってレパートリーの拡大を行いました。その特別なカリスマ性、楽器のために抱く情熱、驚くべき寛大さと若手音楽家の惜しみない激励・・・彼はフルートを通じて、より多くの人に音楽をもたらすことが一意に適格であったことにあります。これらはロストロポーヴィチ、スターンらと同等にあったのです。LPの黄金時代の間に、彼は多くの場合、燃えるような強烈さ、そして常に魅力的な解釈を基にし、至難な作品の録音まで行ったのです。この録音は、ジャン=ピエール・ランパルの芸術性の最上にあった30年間の特別な記録といえましょう。」
【ランパル・プロフィール】
20世紀最高のフルート奏者の一人と目されるジャン=ピエール・ランパルは、1922年に当時有名だったフルーティストのジョゼフ・ランパルの息子としてマルセイユに誕生。
幼少の頃には画家志望だったというランパルが、マルセイユ音楽院の教授だった父親にフルートの手ほどきを受けたのは13歳の頃のことで、さらに両親は彼が医師になることを望み、また、ランパル自身もそれに同意して医科大学に進みます。
しかし、学業の途中で第二次世界大戦が勃発、軍隊に召集されることとなったランパルは、ほどなく敗戦したフランス軍兵士を待ち受けていたドイツ国内での労役を避けるため、パリ音楽院に入学することを希望し、運良く許可が下りて巨匠モイーズに師事、わずか5ヶ月でプルミエ・プリを獲得して卒業するという天才ぶりを発揮します。
卒業後もまだ戦争は終わっていなかったため、ランパルの演奏活動はレジスタンスの放送番組のために、シェーンベルク作品を演奏するといったことから始まることとなりますが、戦後、1947年におこなわれたジュネーヴ国際コンクールで優勝して注目され、同年から1951年までヴィシーの歌劇場のオーケストラ、1951年から1956年までフランス国立放送管弦楽団、1956年から1962年にはパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者として活躍します。
その間、フランス管楽五重奏団、パリ・バロック・アンサンブルを自ら結成して活動を行い、また、1950年代前半からそのたぐい稀なテクニックと豊かな音楽性が注目を浴びていたこともあって、レコーディングでも活躍するようになりました。
その後のランパルの活躍は圧倒的なもので、過去の作品の研究・開拓による新たなレパートリーの掘り起こし、編曲も交えたレパートリーの拡大のほか、数多くの作曲家からの作品献呈を受けるなど、フルート音楽の世界をどんどん広げていった功績は、まさに20世紀最高のフルーティストならではのものでした。
第2弾となる「エラート録音全集 第2集」では、1963年から1969年にかけてレコーディングされた音源を収録。当時のランパルは、オーケストラの首席奏者を辞し、ソロ奏者、室内楽奏者としての活動をさらに本格化し始めた時期で、その存在感には凄いものがありました。
なお、セットの解説書は欧文(英仏独)のみとなり、トラック・リストは各ディスクの紙ジャケット裏に記載される予定ということです。
【ランパルに寄す・・・エマニュエル・パユ】
「ここに復活するランパルの名演奏は、20世紀フランスのフルートの名手、ジャン=ピエール・ランパルの伝説的な演奏に光を当てた、完全な録音集です。彼は魅惑的な音、独特の言い回し、素晴しい妙技によってレパートリーの拡大を行いました。その特別なカリスマ性、楽器のために抱く情熱、驚くべき寛大さと若手音楽家の惜しみない激励・・・彼はフルートを通じて、より多くの人に音楽をもたらすことが一意に適格であったことにあります。これらはロストロポーヴィチ、スターンらと同等にあったのです。LPの黄金時代の間に、彼は多くの場合、燃えるような強烈さ、そして常に魅力的な解釈を基にし、至難な作品の録音まで行ったのです。この録音は、ジャン=ピエール・ランパルの芸術性の最上にあった30年間の特別な記録といえましょう。」
【ランパル・プロフィール】
20世紀最高のフルート奏者の一人と目されるジャン=ピエール・ランパルは、1922年に当時有名だったフルーティストのジョゼフ・ランパルの息子としてマルセイユに誕生。
幼少の頃には画家志望だったというランパルが、マルセイユ音楽院の教授だった父親にフルートの手ほどきを受けたのは13歳の頃のことで、さらに両親は彼が医師になることを望み、また、ランパル自身もそれに同意して医科大学に進みます。
しかし、学業の途中で第二次世界大戦が勃発、軍隊に召集されることとなったランパルは、ほどなく敗戦したフランス軍兵士を待ち受けていたドイツ国内での労役を避けるため、パリ音楽院に入学することを希望し、運良く許可が下りて巨匠モイーズに師事、わずか5ヶ月でプルミエ・プリを獲得して卒業するという天才ぶりを発揮します。
卒業後もまだ戦争は終わっていなかったため、ランパルの演奏活動はレジスタンスの放送番組のために、シェーンベルク作品を演奏するといったことから始まることとなりますが、戦後、1947年におこなわれたジュネーヴ国際コンクールで優勝して注目され、同年から1951年までヴィシーの歌劇場のオーケストラ、1951年から1956年までフランス国立放送管弦楽団、1956年から1962年にはパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者として活躍します。
その間、フランス管楽五重奏団、パリ・バロック・アンサンブルを自ら結成して活動を行い、また、1950年代前半からそのたぐい稀なテクニックと豊かな音楽性が注目を浴びていたこともあって、レコーディングでも活躍するようになりました。
その後のランパルの活躍は圧倒的なもので、過去の作品の研究・開拓による新たなレパートリーの掘り起こし、編曲も交えたレパートリーの拡大のほか、数多くの作曲家からの作品献呈を受けるなど、フルート音楽の世界をどんどん広げていった功績は、まさに20世紀最高のフルーティストならではのものでした。
【収録曲】
Disc1
● モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
● 作者不詳:フルートとハープのためのグリーンスリーヴズの主題による変奏曲
● クルンプホルツ:フルートとハープのためのソナタ ヘ長調Op.8-5
● ロッシーニ:序奏と変奏
● フォーレ:子守歌Op.16
● イベール:間奏曲
● ダマーズ:フルートとハープのためのソナタ
Disc2
● イベール:フルート協奏曲
● ジョリヴェ:フルート協奏曲
● リヴィエ:フルート協奏曲
● シャルルシェーヌ:翡翠の笛による序奏
Disc3
● ヘンデル:フルート・ソナタOp.1-9,4,5
● ヘンデル:ハレ・ソナタ第2&3番
● ヘンデル:協奏曲Op.4-5
● ヘンデル:合奏協奏曲Op.3-3
Disc4
● ヘンデル:ハレ・ソナタ第1番
● ヘンデル:フルート・ソナタOp.1-7,1b,11,2
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV88
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV84
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV96
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV105
Disc5
● J.S.バッハ:協奏曲BWV1056
● J.S.バッハ:協奏曲BWV1041
● テレマン:協奏曲TWV51:C, 51:D
● J.S.バッハ:マニフィカトBWV243より2つのアリア
Disc6
● J.C.バッハ:五重奏曲Op.11
Disc7
● ホフマイスター:フルート協奏曲第19番ト長調
● ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調RV566
● テレマン:ソナタTWV41:G&41:C2
Disc8
● ヴィヴァルディ:協奏曲集Op.10(全6曲)
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV429
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV440
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV438
Disc9
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV436
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV441
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV427
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV533
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV108
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV438
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV431
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV432
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV443
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV444
Disc10
● モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調K.313
● モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
● モーツァルト:アンダンテ ハ長調K.184
● カール・シュターミッツ:フルート協奏曲ト長調Op.29
Disc11
● ジョリヴェ:フルートと打楽器のための協奏組曲(フルート協奏曲第2番)
● ジョリヴェ:五つの呪文
● ジョリヴェ:アルト・フルートのための呪文
● ティスネ:フルート協奏曲
Disc12
● J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータBWV997
● ダニエル・パーセル:ソナタ ニ短調
● G・サンマルティーニ:ソナタ ニ長調
● クープラン:王宮のコンセール第4番
● ルクレール:協奏曲ハ長調Op.7-3
● ガルッピ:協奏曲ニ長調
Disc13
● C.P.E.バッハ:協奏曲変ロ長調Wq.167
● ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.95
● コレット:コミック協奏曲ト長調Op.8-6
● J.C.バッハ:五重奏曲ニ長調Op.22-1
● クヴァンツ:トリオ・ソナタ ハ短調QV2 Anh5
Disc14
● シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏D.802
● シューマン:3つのロマンスOp.94
● ライネッケ:協奏曲ニ長調Op.283
Disc15
● プーランク:フルート・ソナタ
● バルトーク(アルマ編):ハンガリー農民組曲
● ドビュッシー:シランクス
● プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94
● バロー:フルート協奏曲
Disc16
● クーラウ:グランド・トリオ・コンチェルタント ト短調Op.13-2
● ボワモルティエ:協奏曲ロ短調Op.15-4&6
● ライヒャ:五重奏曲ニ長調Op.12
● J.S.バッハ:協奏曲イ短調BWV1044
Disc17
● J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
● テレマン:スケルツォ ホ長調TWV42:E1
● テレマン:トリエット ニ長調TWV42:D2
● C.P.E.バッハ:トリオ ホ長調Wq.162
● ヘンデル:トリオ・ソナタ イ長調Op5-1
● J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ニ短調BWV1036
Disc18
● ヴィヴァルディ:ソナタ集『忠実な羊飼い』Op.13(全曲)
Disc19
● プラッティ:協奏曲ト長調
● タルティーニ:協奏曲ヘ長調
● ドヴィエンヌ:協奏曲第7, 5 , 8番
Disc20
● ダマーズ:三重奏曲
● セレナーデ
● アルマ:演奏会用ディヴェルティメント第1番Op.168
Disc1
● モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
● 作者不詳:フルートとハープのためのグリーンスリーヴズの主題による変奏曲
● クルンプホルツ:フルートとハープのためのソナタ ヘ長調Op.8-5
● ロッシーニ:序奏と変奏
● フォーレ:子守歌Op.16
● イベール:間奏曲
● ダマーズ:フルートとハープのためのソナタ
Disc2
● イベール:フルート協奏曲
● ジョリヴェ:フルート協奏曲
● リヴィエ:フルート協奏曲
● シャルルシェーヌ:翡翠の笛による序奏
Disc3
● ヘンデル:フルート・ソナタOp.1-9,4,5
● ヘンデル:ハレ・ソナタ第2&3番
● ヘンデル:協奏曲Op.4-5
● ヘンデル:合奏協奏曲Op.3-3
Disc4
● ヘンデル:ハレ・ソナタ第1番
● ヘンデル:フルート・ソナタOp.1-7,1b,11,2
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV88
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV84
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV96
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV105
Disc5
● J.S.バッハ:協奏曲BWV1056
● J.S.バッハ:協奏曲BWV1041
● テレマン:協奏曲TWV51:C, 51:D
● J.S.バッハ:マニフィカトBWV243より2つのアリア
Disc6
● J.C.バッハ:五重奏曲Op.11
Disc7
● ホフマイスター:フルート協奏曲第19番ト長調
● ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調RV566
● テレマン:ソナタTWV41:G&41:C2
Disc8
● ヴィヴァルディ:協奏曲集Op.10(全6曲)
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV429
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV440
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV438
Disc9
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV436
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV441
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV427
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV533
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV108
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV438
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV431
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV432
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV443
● ヴィヴァルディ:協奏曲RV444
Disc10
● モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調K.313
● モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314
● モーツァルト:アンダンテ ハ長調K.184
● カール・シュターミッツ:フルート協奏曲ト長調Op.29
Disc11
● ジョリヴェ:フルートと打楽器のための協奏組曲(フルート協奏曲第2番)
● ジョリヴェ:五つの呪文
● ジョリヴェ:アルト・フルートのための呪文
● ティスネ:フルート協奏曲
Disc12
● J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータBWV997
● ダニエル・パーセル:ソナタ ニ短調
● G・サンマルティーニ:ソナタ ニ長調
● クープラン:王宮のコンセール第4番
● ルクレール:協奏曲ハ長調Op.7-3
● ガルッピ:協奏曲ニ長調
Disc13
● C.P.E.バッハ:協奏曲変ロ長調Wq.167
● ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.95
● コレット:コミック協奏曲ト長調Op.8-6
● J.C.バッハ:五重奏曲ニ長調Op.22-1
● クヴァンツ:トリオ・ソナタ ハ短調QV2 Anh5
Disc14
● シューベルト:しぼめる花による序奏と変奏D.802
● シューマン:3つのロマンスOp.94
● ライネッケ:協奏曲ニ長調Op.283
Disc15
● プーランク:フルート・ソナタ
● バルトーク(アルマ編):ハンガリー農民組曲
● ドビュッシー:シランクス
● プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94
● バロー:フルート協奏曲
Disc16
● クーラウ:グランド・トリオ・コンチェルタント ト短調Op.13-2
● ボワモルティエ:協奏曲ロ短調Op.15-4&6
● ライヒャ:五重奏曲ニ長調Op.12
● J.S.バッハ:協奏曲イ短調BWV1044
Disc17
● J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
● テレマン:スケルツォ ホ長調TWV42:E1
● テレマン:トリエット ニ長調TWV42:D2
● C.P.E.バッハ:トリオ ホ長調Wq.162
● ヘンデル:トリオ・ソナタ イ長調Op5-1
● J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ニ短調BWV1036
Disc18
● ヴィヴァルディ:ソナタ集『忠実な羊飼い』Op.13(全曲)
Disc19
● プラッティ:協奏曲ト長調
● タルティーニ:協奏曲ヘ長調
● ドヴィエンヌ:協奏曲第7, 5 , 8番
Disc20
● ダマーズ:三重奏曲
● セレナーデ
● アルマ:演奏会用ディヴェルティメント第1番Op.168