The Jesus and Mary Chainジーザス&メリー・チェイン
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フォーエヴァー・ヤングの特集ページに、業界の方から届いたジーザス&メリー・チェインについてのコメントをアップ!
2025.10.17
フォーエヴァー・ヤングの特集ページで、音楽に携わる皆さんの思い出のフォーエヴァー・ヤング作品をご紹介!題して「わたしのフォーエヴァー・ヤング」。
今回は、FM NORTH WAVE制作 WESSの岩山隆児さんからジーザス&メリー・チェインの『サイコキャンディ』についてコメントを頂きました!
ジーザス&メリー・チェイン『サイコキャンディ』
スコットランドの兄弟ユニット、ジーザス&メリー・チェインによるデビュー・アルバムであり、1980年代ポスト・パンク/オルタナティヴ・ロックの金字塔。なんて言われますが、僕はリアルタイムで聴いていないんですよね。
1985年リリースで当時は小学1年生だったから。その後、海外の音楽に興味を持ち、ロックを中心に聴きあさっていた20代前半に読んでいた音楽雑誌でよく取り上げられているのを目にし、「え?プライマル・スクリームのボビーがドラムを叩いている!」ってなって、多分どこかの中古ショップで手にしたのが、このサウンドとの出会いでした。
再生すると最初に流れてくるのが「ジャスト・ライク・ハニー」。ザ・ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」を彷彿させるリズムとリヴァーブが効いたヴォーカルが印象的で、まるでノスタルジーに包まれた夢の中にいるかのよう。(2004年、ソフィア・コッポラの映画『ロスト・イン・トランスレーション』の中で印象的に使われていて、それで知った人も多いはず)これにはヤラれました。「ノイズとGOODメロディの融合」という新たな美学が、当時彼らを一躍スターにしたわけですが、「ネヴァー・アンダースタンド」や「イン・ア・ホール」では、ディストーション・ギターが暴れるサウンドが全開で、個人的には「やり過ぎ」な面も。ただこの「過剰」な部分がこの作品を「特異」なものにしているのもよくわかります。
「サムシング・ロング」の雰囲気が、この後登場するザ・ストーン・ローゼズを感じさせるなど、後のシューゲイザーやノイズ・ポップ、オルタナティヴ・ロックに多大な影響を与えた1枚。ぜひこの機会に手に取ってみては?ジャケットのアートワークもかっこいいしね!(これ大切!)

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今回は、FM NORTH WAVE制作 WESSの岩山隆児さんからジーザス&メリー・チェインの『サイコキャンディ』についてコメントを頂きました!
ジーザス&メリー・チェイン『サイコキャンディ』
スコットランドの兄弟ユニット、ジーザス&メリー・チェインによるデビュー・アルバムであり、1980年代ポスト・パンク/オルタナティヴ・ロックの金字塔。なんて言われますが、僕はリアルタイムで聴いていないんですよね。
1985年リリースで当時は小学1年生だったから。その後、海外の音楽に興味を持ち、ロックを中心に聴きあさっていた20代前半に読んでいた音楽雑誌でよく取り上げられているのを目にし、「え?プライマル・スクリームのボビーがドラムを叩いている!」ってなって、多分どこかの中古ショップで手にしたのが、このサウンドとの出会いでした。
再生すると最初に流れてくるのが「ジャスト・ライク・ハニー」。ザ・ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」を彷彿させるリズムとリヴァーブが効いたヴォーカルが印象的で、まるでノスタルジーに包まれた夢の中にいるかのよう。(2004年、ソフィア・コッポラの映画『ロスト・イン・トランスレーション』の中で印象的に使われていて、それで知った人も多いはず)これにはヤラれました。「ノイズとGOODメロディの融合」という新たな美学が、当時彼らを一躍スターにしたわけですが、「ネヴァー・アンダースタンド」や「イン・ア・ホール」では、ディストーション・ギターが暴れるサウンドが全開で、個人的には「やり過ぎ」な面も。ただこの「過剰」な部分がこの作品を「特異」なものにしているのもよくわかります。
「サムシング・ロング」の雰囲気が、この後登場するザ・ストーン・ローゼズを感じさせるなど、後のシューゲイザーやノイズ・ポップ、オルタナティヴ・ロックに多大な影響を与えた1枚。ぜひこの機会に手に取ってみては?ジャケットのアートワークもかっこいいしね!(これ大切!)
岩山隆児
FM NORTH WAVE制作 WESS
FM NORTH WAVE制作 WESS

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