とある雑誌で地元メルボルンの事を聞かれたニックは、「自由世界で一番素晴らしい街」と、地元観光協会に採用されそうな素晴らしいキャッチを言ったかと思うと、すぐさま「いや、今咄嗟に思いついただけだよ。そこまで素晴らしくはないよ」と付け加えてます。これは地元への愛情に対する、ニックらしい照れ隠しかも知れません。
一方キャムから見たメルボルンは、ミュージシャンにとって素晴らしい街とのこと。「ライヴ会場もいっぱいあるし、音楽的な伝統もある場所だから、どんなバンドでも演奏できる場所があるんだ。シドニーに行く度、ライヴ会場の少なさに驚かされるよ。もし音楽コミュニティを育てたいと思うのなら、初心者でも演奏できる場所が必要なんだ。ある程度の実績を作ってから初めて演奏できるような場所じゃなくてね」。

またオーストラリアの有名食材といえば、ベジマイト(Vegemite)。イースト菌をもとに作られる塩辛く濃い茶色のペースト状の食品で、トーストに塗って食べたりしますが、彼らが現在ツアー中の豪州フェス、BIG DAY OUT でもお土産として出演アーティストに配られたりしています。オーストラリア人しか好きな人がいないと言われる食品ですが、ジェットのメンバーも多分にもれず好きらしいです。「大好きだよ。手に入る機会があれば必ず買うようにしているよ。これで育ったきたんだ」とはマークのコメント。「これを食べると顔色が良くなるんだ」とクリスも言っています。味はともかく身体にはいいそうです。この機会に食して見てはどうでしょうか？