Jason Mrazジェイソン・ムラーズ

News

ハッピー・バースデー!ジェイソン。奴隷解放運動に参加したジェイソンの日記抜粋。

2010.6.23

ジェイソン・ムラーズより、是非皆さんとシェアしたい、ひじょうに興味深い日記が届きましたので、以下に翻訳文抜粋を掲載させていただきます。本気のエコ・コンシャスなアーティストとしてその活動が世界的にも注目されているジェイソンですが、(マイカップ、マイバックに始まり、自宅にソーラーシステムまで導入、グラミー賞2部門受賞時に着用していたスーツもリサイクル素材で作ったスーツ、等々彼のエコ活動は数え切れず。)今度は奴隷解放運動に参加。つい先日、ジェイソンはガーナに行き、奴隷解放団体(FREE THE SLAVES)と生活をともにし実際にその活動に参加してきました。ひじょうに長い日記ですが、是非ご一読いただければ幸いです。そして、今日(6/23)はジェイソンのお誕生日でもあります。おめでとう!!ジェイソン。こちらに奴隷解放に関するジェイソンの動画インタビューも掲載されています~。

ジェイソンの日記より(6/12)

Greetings from Ghana

他の人達が閉所恐怖症と目まいを起こさないように、バンの後ろに座った。それ
に、僕は小さいし、足元のスペースが狭くても気にならない。

6時間の旅と言われていたけど、結局は12、3時間位かかった - 最後の数時間の
道のりは、平野の海賊を避けるために、暗くなってからの運転を避けるようにア
ドバイスをされた; 非友好的な農民達は、あなたの荷物を盗むために通行を止
める方法をしっている。僕達は、安全と成功を意図しながら、真夜中に2回もそ
の道に立ち向かった。泥棒に止められるために、僕は、こんなに遠くまで旅してきたわ
けじゃない。学ぶために、僕は、そこにいた。

僕はガーナに行き、5日間をFree The Slavesと過ごす– 世界中の奴隷の解放に傾
倒している非営利団体で、自由を支えて、生活を再建するのを助けている。

奴隷は賃金無しで強制的に働かされている人のことで、脅威か暴力の下にいて、
逃げることもできない。

そう、奴隷制度は世界にまだ存在している。僕達が歴史の本から知ったイメージ
のように、いつも足かせをしているわけではないけど、毎日、人々が、買われ、
売られ、盗まれ、奴隷に生まれさえしている。

世界の何人の人々がまだ奴隷にされているかの現時点での見積り: 2700万。

彼はJames Kofi Annan(実際の日記には写真が添付されています)。 彼は6歳の時に奴隷にされて、13歳まで逃げられ
なかった。彼は、Lake Voltaの漁師のために、水中に潜り、残骸に引っかかった
魚漁の網を外すという危険な仕事をしていた。今日、この湖では、その仕事の
90%は子供達によって行われ、8-12000が奴隷にされている。多くの子達は、
幼い時に連れていかれるので、売人が自分達の両親であると信じている。
多 くの子供達が撲られている。殆どの子が栄養失調だ。そして、彼らの殆どが自分の年
齢さえ知らない。

Jamesは、逃げたあと、彼は読むことを自分で勉強した。Jamesが今日してることは、
彼が、子供の時に、誰かが彼のためにして欲しいと願っていたことだ。彼は救助艇を運転している。

僕達が日の出のすぐ後に湖に出ると、すでにカヌーに乗った子供達が沢山いた。
Jamesは、何の躊躇いもなく、どれかのボートとならび、話しかける。
彼の仕事は、彼らと信頼関係を築くことだ。もし大人がボートの上にいたら、
Jamesは、僕達を味方としてつかって、釣りについて質問をしているように振る舞い
– この湖のユニークで原始な漁の方法を僕たちに説明する。会話が続くように、
とげがある魚を引きあげる小さい子供か、水を汲み出す子供か、
網を外すために水面下に潜る子供たち、ボートの乗組員に関して尋ねる。多くの漁師
が、自分の子供か、もしくは、親戚の子供だと主張する。真実を知るのは難し
い。Jamesは、直感的に嘘を見抜く。ただし、子供を連れていくことは
できない。彼が、子供たちを解放するプロセスをふむためには、子
供たちの本当の家族が持っている意志を知らなければならない。

子供を湖で失う多くの両親は、彼らの子供が奴隷にされてることさえ知らない。
両親は、子供達が教育をうけ、保護されていると考えるように、漁師にだまされている。
この話は、採掘か風俗産業に売買される子供たちにも共通だ。
Jamesは、家族からの十分な情報を集めると、子供を救うために村に向かう。
子供を自由にすると、その子供達はシェルターで50日間をすごして、リハビリをし、1日3食が与えられ、
教材を与えられ、愛をうけ、子供たちが本来遊ぶことになっている遊びをすることを許される。

探し出す子供達のリストに従い村へ向かった。僕達が到着すると、みんな奇妙
に消えてしまったから、漁師との交渉は不可能だった。僕達は、
5人の白い顔を含む8人のグループだった。何マイルも前から誰でも僕達が来るこ
とを見ることができた – とくに、人里離れた漁村の小屋に住む人々には。僕達
が探していた少年をやっと見つけだしたけど、あっという間に、彼は閉じこめられてしまっ
た。僕達は、埋め込み式の鍵がかけられたドアの前で、文字通り無力な状態で
立っていた。彼らのオーナーが戻ってきた時にするかもしれないことの恐怖に
よって、その村の多くの人が、彼を逃がすことを怖がっている。彼らはこう言った。
”もし彼を連れて行くなら – 僕達みんなを連れていけ。”

Jamesは、Fredrick DouglassとIndiana JonesとMother Teresaが合わさったよう
な人で、僕の個人的なヒーローだ。情け深くて急進的な活動家のFTS、そしてJames
と彼のチームと一緒に働くことによって、平等のための僕の世界観が、広く吹き放たれだ。
恐怖は消され、可能性が、かつてなく存在している。

僕達にはしなければならないことが沢山ある。

Love,
Jason


WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS