John Adamsジョン・アダムズ
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John Adams: Girls of the Golden West / ジョン・アダムズ:ガールズ・オブ・ザ・ゴールデン・ウェスト【輸入盤】
ジョン・アダムズが2017年に作曲したオペラ「ガールズ・オブ・ザ・ゴールデン・ウェスト」の初録音盤。ジョン・アダムズ自身の指揮によって、2023年1月にコンサート形式で行われた公演のライヴ録音。
2024.04.26 発売/7559.790048
John Adams Collected Works (39CD+1BD) / ジョン・アダムズ作品集大成(39CD+1BD)【輸入盤】
2022.07.01 発売/7559.793229
John Adams: Doctor Atomic (2017 Recording) / ジョン・アダムズ:歌劇「ドクター・アトミック」(2017年録音)【輸入盤】
2018.06.29 発売/7559.793107
John Adams : City Noir, Saxophone Concerto / ジョン・アダムズ:シティ・ノワール, サクソフォン協奏曲【輸入盤】
2014.05.27 発売/7559.795644
John Adams/ジョン・アダムズJohn Adams Collected Works (39CD+1BD) / ジョン・アダムズ作品集大成(39CD+1BD)【輸入盤】
2022.07.01 発売/7559.793229
アメリカを代表する現代音楽作曲家ジョン・アダムズの75歳記念BOX
John Adams/ジョン・アダムズJohn Adams: Doctor Atomic (2017 Recording) / ジョン・アダムズ:歌劇「ドクター・アトミック」(2017年録音)【輸入盤】
2018.06.29 発売/7559.793107
世界初の原爆実験を行ったマンハッタン・プロジェクトに関係したオッペンハイマー博士やその科学者たちの実験のなりゆきを描いた「ドクター・アトミック」は、ジョン・アダムズが作曲した現代を代表するオペラのひとつです。民族音楽やポピュラー音楽との接点を模索した折衷的な作風は、フィリップ・グラスなどのミニマリズムと結びつけることによって、新ロマン主義的な傾向によって描き出しています。ジョン・アダムズは、1972年のニクソン大統領の中国訪問を題材とした、最初のオペラ『中国のニクソン』、1985年にパレスチナ・ゲリラによってシー・ジャックされた遊覧船アキレ・ラウロ号の事件で犠牲となったユダヤ人を題材にした『クリングホファーの死』など、現代社会における出来事や事件をオペラ化しています。この『ドクター・アトミック』は、原爆を発明したロバート・オッペンハイマーの実話によっており、2005年10月1日にサンフランシスコ・オペラで初演され、原子爆弾の発明という世界現代史の中で、重要な意味を持つ出来事を題材としたものです。その後もネザーランド・オペラ、シカゴ・リリック・オペラ、2008年にはメトロポリタン・オペラでも上演され更に話題となりました。 これまでの上演では、ドナルド・ラニクルズ、アラン・ギルバートらが指揮をしてきましたが、この演奏では作曲者自身ジョン・アダムズがタクトをとっています。「これまでの彼の最も先見の明による野心的な演奏」「凄い信念とユニークな権威で、スコアの美しさのすべてをさらけ出した、スリリングな管弦楽と合唱」と高い評価を得ています。また初演からオッペンハイマー博士役のほとんどを、バリトン歌手ジェラルド・フィンリーが歌っていますが、この演奏でも彼が歌っており、「オッペンハイマーの道徳的な苦悩を、洗練された繊細さで伝えた名唱」と評価された素晴らしい演奏です。
John Adams/ジョン・アダムズJohn Adams : City Noir, Saxophone Concerto / ジョン・アダムズ:シティ・ノワール, サクソフォン協奏曲【輸入盤】
2014.05.27 発売/7559.795644
セントルイス交響楽団とその音楽監督デイヴィッド・ロバートソンが織りなす壮麗なる音の饗宴。ジョン・クーリッジ・アダムズの作風は、確かにこの10年くらいの間に緩やかに変化していて、ここで聞ける音楽はすでに「ポスト・ミニマル」からも乖離しているようです。「シティ・ノワール」に漂うのは1940年代後半から50年代初期の雰で囲気あり、一見、映画のサントラに触発された風を装いつつも、実はこの時代そのもののオマージュなのです。重厚な音とジャズの要素、そして幾許かのミニマルの要素。これはコラージュであるとともに、アダムズの心象風景でもあります。サクソフォン協奏曲は、極めて技巧的なサックスと、それに絡み合うオーケストラがスリリングな音楽で、サクソフォンが持つ叙情性・機動性の両面を引き出した作品です。こちらもジャズの要素を取り入れながらも、ジャズそのものではなく、執拗さが却って滑稽さすらを呼び起こす独特な音楽なのです。この作品は、ここで見事なサックスを吹いているティモシー・マカリスターなしには生まれることはなく、彼はこの曲を2013年8月に初演を担い、そして今回も“過去の名ジャズプレイヤー”を彷彿させるかのようなエキサイティングなプレイを披露しています。21世紀における新しい音楽の一つの形がここにあります!