Joni Mitchellジョニ・ミッチェル
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ジョニ・ミッチェル、ジャズへの愛と敬意が詰まったコンピレーション・アルバム『ジョニズ・ジャズ』のリリースが決定。9月24日には日本盤も発売!
2025.7.28
時代や地域を超えて多くの音楽リスナー、ミュージシャンから変わらぬ共感と尊敬を集めるシンガー・ソングライターの最高峰、ジョニ・ミッチェル。これまで彼女は、あくなき音楽的探求心で常に新たなクリエイティビティを模索しながら、ジャンルを超えて様々な楽曲を世に放ってきた。近年のジョニは、これまで発表してきた膨大な楽曲をテーマごとに編纂し、音楽的伝記とも言うべき様々なプロジェクトを展開している。その中の1つには、2020年に発表した第一弾作品でグラミー賞ヒストリカル・アルバムを受賞した”ジョニ・ミッチェル・アーカイヴ・シリーズ”が挙げられる。このシリーズでは、多岐にわたる音楽アーカイヴを時代ごとにまとめながら、未発表曲などの貴重なレア音源を通して、ジョニの音楽的変遷にスポットライトを当てている。デビューから初期、そして独自のフォーク・サウンドを確立した中期、そして2024年10月にリリースされた『アーカイヴス Vol.4:アサイラム・イヤーズ(1976−1980)』では、1970年代後半以降のまさに”じゃじゃ馬娘”のごとく、大胆なアプローチでジャズへ傾倒していった彼女の姿が捉えられている。これまで辿って来た音楽的旅路の最終目的地とも言えるこの「ジャズ」をテーマに、ジョニが情熱を注いで制作に長年の時間を費やしてきたコンピレーション・アルバム『ジョニズ・ジャズ』が遂にリリースされることとなった。これまでのキャリアを横断したこのコレクションには、ジャズから大きな影響を受けた音源の中から、ジョニによって厳選された楽曲が収められる。

『ジョニズ・ジャズ』は、4枚組CDボックス・セットと8枚組アナログ盤から構成されるボックス・セット、さらにデジタル・ダウンロードとストリーミング配信の各形態でリリースとなる。CDとアナログ盤のセットには、これまで世に出ていなかった貴重な写真と、ジョニによるオリジナル・アートワークを掲載したライナーノーツが同梱となる。海外では2025年9月5日に発売、そして日本では4枚組CDセットが輸入盤国内仕様の日本盤として9月24日にリリースされることが決定した。日本盤には英文ライナーノーツの完全翻訳、歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレットが付属される予定だ。本作では61曲が網羅され、そこには、オリジナル・アルバムからの収録曲、ライヴ音源、貴重なオルタネイト・テイクなど、数十年に及ぶ各時代の音源が、Reprise、Asylum、Geffenというレーベルの垣根を超え収録となる。現在アルバムから、1980年の未発表デモ音源である「ビー・クール」と「ムーン・アット・ザ・ウィンドウ」のレアな2曲が先行配信されている。

▼『ジョニズ・ジャズ』日本盤の予約と先行配信曲の再生はこちら
『ジョニズ・ジャズ』には、ウェイン・ショーター、ジャコ・パストリアス、ハービー・ハンコック、そしてチャールズ・ミンガスなど、ジョニ・ミッチェルがジャズの名匠たちと行った重要なコラボレーションの数々が捉えられている。またこのコレクションは、ジョニがお気に入りの競演者と慕い、惜しくも2023年に逝去したショーターに捧げられている。彼女はショーターについて次のように語っている。「彼と演奏できてとても嬉しかった。たくさんの人たちが寂しい思いをするけど、この音楽の中で彼は永遠に輝き続けるの」。
ジョニの音楽的旅路のほぼ全ての時代の楽曲を網羅したこの作品には、『ジョニ・ミッチェル』、『夏草の誘い』、『逃避行』、『ミンガス』、『風のインディゴ』、『青春の光と影』(2001年グラミー賞受賞作品)などから、選りすぐりの楽曲が収録となる。さらに、ジョニがゲストとして参加したハービー・ハンコックのグラミー賞受賞アルバム『リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』からの楽曲も収められている。
『ジョニズ・ジャズ』には、ジャズと向き合ってきたジョニ・ミッチェルのアーティストとしての成長が描かれている。幾重にも重なるリズムが特徴的な「ハリーの家/センターピース」から、大胆な試みを見せた「ジャングル・ライン」、壮大な物語の「パプリカ・プレインズ」、そして浮遊しているようなインプロヴィゼーションの空気感が心地よい「ア・チェアー・イン・ザ・スカイ」に至るまで、彼女の様々な変遷をうかがうことができる。1968年発表の記念すべきデビュー・アルバム『ジョニ・ミッチェル』収録の「マーシー」に遡り、以降50年以上にわたってジョニが紡いできたサウンドから厳選された楽曲たちを収録したコンピレーション作品だ。最近の音源では、2022年に開催されたニューポート・フォーク・フェスティヴァルでのパフォーマンス「サマータイム」のライヴ音源も収録されている。これは二十数年ぶりに行われた本格的なコンサートとして、そのパワフルな復帰は世界中を感動させた。
サウンドで描かれたセルフ・ポートレイトとして『ジョニズ・ジャズ』には、決して偽ることなく、常に新たな試みに挑みながら生涯をかけてジャズとの対話を持つ1人のアーティストの姿が映し出されている。昨年リリースとなった『アーカイヴス Vol.4:アサイラム・イヤーズ(1976−1980)』のライナーノーツの中でジョニは冗談めかしてこう語っていた。「これまでの作品の中でどれがお気に入りか聞かれるのだけど、それはきっと『ジョニズ・ジャズ』になるわね」。そして今、その言葉の通りとなったのだ。


『ジョニズ・ジャズ』は、4枚組CDボックス・セットと8枚組アナログ盤から構成されるボックス・セット、さらにデジタル・ダウンロードとストリーミング配信の各形態でリリースとなる。CDとアナログ盤のセットには、これまで世に出ていなかった貴重な写真と、ジョニによるオリジナル・アートワークを掲載したライナーノーツが同梱となる。海外では2025年9月5日に発売、そして日本では4枚組CDセットが輸入盤国内仕様の日本盤として9月24日にリリースされることが決定した。日本盤には英文ライナーノーツの完全翻訳、歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレットが付属される予定だ。本作では61曲が網羅され、そこには、オリジナル・アルバムからの収録曲、ライヴ音源、貴重なオルタネイト・テイクなど、数十年に及ぶ各時代の音源が、Reprise、Asylum、Geffenというレーベルの垣根を超え収録となる。現在アルバムから、1980年の未発表デモ音源である「ビー・クール」と「ムーン・アット・ザ・ウィンドウ」のレアな2曲が先行配信されている。

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『ジョニズ・ジャズ』には、ウェイン・ショーター、ジャコ・パストリアス、ハービー・ハンコック、そしてチャールズ・ミンガスなど、ジョニ・ミッチェルがジャズの名匠たちと行った重要なコラボレーションの数々が捉えられている。またこのコレクションは、ジョニがお気に入りの競演者と慕い、惜しくも2023年に逝去したショーターに捧げられている。彼女はショーターについて次のように語っている。「彼と演奏できてとても嬉しかった。たくさんの人たちが寂しい思いをするけど、この音楽の中で彼は永遠に輝き続けるの」。
ジョニの音楽的旅路のほぼ全ての時代の楽曲を網羅したこの作品には、『ジョニ・ミッチェル』、『夏草の誘い』、『逃避行』、『ミンガス』、『風のインディゴ』、『青春の光と影』(2001年グラミー賞受賞作品)などから、選りすぐりの楽曲が収録となる。さらに、ジョニがゲストとして参加したハービー・ハンコックのグラミー賞受賞アルバム『リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』からの楽曲も収められている。
『ジョニズ・ジャズ』には、ジャズと向き合ってきたジョニ・ミッチェルのアーティストとしての成長が描かれている。幾重にも重なるリズムが特徴的な「ハリーの家/センターピース」から、大胆な試みを見せた「ジャングル・ライン」、壮大な物語の「パプリカ・プレインズ」、そして浮遊しているようなインプロヴィゼーションの空気感が心地よい「ア・チェアー・イン・ザ・スカイ」に至るまで、彼女の様々な変遷をうかがうことができる。1968年発表の記念すべきデビュー・アルバム『ジョニ・ミッチェル』収録の「マーシー」に遡り、以降50年以上にわたってジョニが紡いできたサウンドから厳選された楽曲たちを収録したコンピレーション作品だ。最近の音源では、2022年に開催されたニューポート・フォーク・フェスティヴァルでのパフォーマンス「サマータイム」のライヴ音源も収録されている。これは二十数年ぶりに行われた本格的なコンサートとして、そのパワフルな復帰は世界中を感動させた。
サウンドで描かれたセルフ・ポートレイトとして『ジョニズ・ジャズ』には、決して偽ることなく、常に新たな試みに挑みながら生涯をかけてジャズとの対話を持つ1人のアーティストの姿が映し出されている。昨年リリースとなった『アーカイヴス Vol.4:アサイラム・イヤーズ(1976−1980)』のライナーノーツの中でジョニは冗談めかしてこう語っていた。「これまでの作品の中でどれがお気に入りか聞かれるのだけど、それはきっと『ジョニズ・ジャズ』になるわね」。そして今、その言葉の通りとなったのだ。
