ジョシュ・グローバン自身、本当の意味で自分の全てを注ぎ込んでみようと、自ら先頭に立って、真っ白の状態から作り上げた３rdアルバム『アウェイク』。リスクを冒して、作曲やプロデュースにも挑戦しよう、ダメでもいいから試そうとしたのです。
「１人で曲を書くか、自然に思い浮かぶか。誰かと協力して、曲を作っていくのか。何がインスピレーションになるのか全く分からない。このアルバムを作り始めた時にも、作れないんじゃないかと不安になる事があったよ。いつ、どんな事から触発されるか予想できないからね。とにかく待つしかない。答えがすぐ出るとは限らないんだ。適切な人達に囲まれて、その旅を信じていれば、答えは出る。」
そんな時に、この曲と出会いました。「１枚目のシングル“ドント・ギヴ・アップ～愛されている君へ～" は、僕が作曲を始める前に見つけた曲なんだ。トーグス・ソルターは僕の今までの曲を聞きながら、歌詞を書いた。彼とは親友になったよ。この曲は天からの贈り物さ。エネルギーに満ちていて、誰にでも分かるメッセージがある。前のアルバムの“ユー・レイズ・ミー・アップ"のようにね。それもポジティヴなメッセージだ。数年ぶりのアルバムだから、ファンに僕の気持ちを伝えたいと思った。この曲なら伝わると思うんだ。」
その通りの素晴らしい歌です。シンプルなメロディにシンプルなメッセージ。そしてそっとあなたを包み込んでくれるような暖かいハートフル・ヴォイス。まさしくジョシュ・グローバンです。