Joy Divisionジョイ・ディヴィジョン

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フォーエヴァー・ヤングの特集ページに、業界の方々から届いたジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーへのコメントをアップ!

2024.8.1

フォーエヴァー・ヤングの特集ページに、業界の方々から思い出のフォーエヴァー・ヤング作品へのコメントを頂きました!

題して「わたしのフォーエヴァー・ヤング」。
第一回目は株式会社エアジーワークスの小山内英二さんから、ジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーについて熱のこもったコメントを頂きました!


ジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダー

ニュー・オーダー。初めて彼らの音楽を耳にしたのはシングル「ブルー・マンデー」なのだが、あまりにもイタリアン・ディスコっぽいサウンドに正直、僕は好きにはなれなかったのである。 しかし、あのジョイ・ディヴィジョンのメンバーが作ったバンドだと知り興味を持ち始めたのだ。

奇しくもFMラジオから流れてきたジョイ・ディヴィジョンの名曲、「ラヴ・ウィル・ティアー・アス・アパート」に心を奪われた僕は、これまたラジオでから流れてきたニュー・オーダーの名曲「ブルー・マンデー」に違和感を覚えながらも、当時ネットのない時代に彼らの歩んできた道を調べ始めたのである。 何と言っても彼らの功績はロックとダンスを融合させ、後続のバンドに多大な影響を与えたこと。それは後に英国のクラブシーンを盛り上げ、ロックとアシッド・ハウスを融合させた「マッドチェスター」といわれる次世代の音楽とカルチャーを生み出すきっかけを作り出したのだ。 そして個人的にはベーシスト、ピーター・フックによる演奏方法である。 ベースの1弦と2弦を同時に弾きながら、1弦をずらして弾く演奏方法はベース初心者でも簡単にプレイすることができ、誰でもジョイ・ディヴィジョン、いや、ニュー・オーダー的なサウンドを奏でることができるのだ。これは画期的な演奏方法といっても過言ではない。が、残念なことに現在のニュー・オーダーはピーター・フックが不在なのである。

ぜひ音楽と合わせて、写真家アントン・コービンが監督したジョイ・ディヴィジョン、イアン・カーティスの半生を描いた伝記映画「コントロール」と、映画「24アワー・パーティー・ピープル」の2作品を観て、ロンドン・パンクから、ポスト・パンク/ニュー・ウェーヴ、そしてダンス/クラブ・ミュージックへと流れた英国ロックの歴史と、その時代の空気感を味わってほしい。

小山内英二
株式会社エアジーワークス





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