Katherine Jenkinsキャサリン・ジェンキンス

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新世代クラシカルの美。キャサリン・ジェンキンス ロンドン公演レポート

2012.2.21

キャサリン・ジェンキンスが昨年末にリリースしたアルバム『デイドリーム』。このアルバムをツアー・タイトルとして、1月17日のオックスフォード公演を皮切りに全英27都市で敢行してきたコンサートの最終公演が、2月16日にロンドンのハマースミス・アポロで行われた。20代から70代までという幅広い年代のカップルや友だち同士、親子で埋め尽くされた3,500を越える客席は、キャサリン自身がプログラムに『今回のツアーは、客席との一体感を表現したい』と書いているとおり、温もりに満ちたコンサートを予感させる雰囲気に溢れていた。


今回のツアーでは、休憩時間に「キャサリンへのリクエスト、メッセージ」を観客に書いてもらい、後半プログラムのトークで披露するという、実にアット・ホームな演出もあり、トークの1つ1つからキャサリンの愛すべきキャラクターが見え隠れする。特にこのロンドン公演には、バレンタイン・デーに婚約したばかりという妹さんが婚約者とともに来場しており、姉としての喜びの気持ちを2人に捧げて「ネッラ・ファンタジア」を披露するというサプライズも。キャサリンの歌唱とともに会場全体が2人を祝福した。

また、毎回着用するドレスが話題になる彼女。スペシャル・ゲストのネイサン・パチェコが歌を披露している間に、衣装変えも行い、当日着用したドレスは4着!オープニングでは、黒地にシルバーのスパンコールが施されたゴージャスとシックを併せ持つイヴニング・ドレス。その後、オレンジ色でたっぷりとドレープが取られたワン・ショルダーのシフォンドレス(このドレスは、休憩時間に集めた前述のメッセージの中に「ツアーが終わったら、私に貸して!」という女性からのリクエストも出たほど素敵だった!)。2幕目の冒頭は、ピンクのワンショルダー・ドレス。そしてデュエット後にはサテン地のクラシカルな雰囲気のドレス(クリーム色)という衣装を披露。シックな黒、ビタミン・カラー、優雅なパステル、そしてノーブルな雰囲気で・・・という、様々な変容。そのすべてを着こなしてしまうところも、彼女の魅力なのだ。


キャサリンの繊細さと力強さを併せ持つ歌唱は、オーケストラのサポートを受けてよりスケール感を増して繰り広げられる。イギリスを代表するディーヴァとしての、彼女のパフォーマンスに圧倒させられたと思ったら、トークでは実に愛らしいキャラクターで素顔のキャサリンも垣間見せてくれる。このバランス感こそが、イギリス国民が「私たちのスウィートハート」とキャサリンのことを感じ、夢中になってしまう1つの理由なのだろう。

耳と目が満足し、心が優しさに浸された2時間半。最後までキャサリン・ジェンキンスの魅力を心ゆくまで味わい、改めて発見させられた至福の時間だった。


秋には待望の来日公演も決定している。キャサリンの魅力がここ日本でも味わえるチャンスは見逃せない。
9/19(水) 大阪 サンケイホールブリーゼ 18:30/19:00 【主催】FM802 / FM COCOLO 【後援】ブリーゼアーツ
9/20(木) 東京 Bunkamura オーチャードホール 18:30/19:00 【主催】J-WAVE 【後援】tvk
【料金】S¥8,500 A¥7,500(座席指定/税込)

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