連日熱き雪上＆氷上の闘いが続いているバンクーバー冬季五輪。その開会式の後半、光の海の中で感動的な「ハレルヤ」のパフォーマンスを披露したアーティストをご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか？ そのアーティストこそが、k.d.langです。日本では知る人ぞ知るといった存在ですが、本国カナダでは、国を代表する女性シンガーソング・ライターです。あの、もう１人のマイケル、マイケル・ブーブレも「世界中で最も偉大な女性シンガー」と大絶賛、超リスペクトしています。彼女のパフォーマンスは、オリンピックが平和な祭典であることを改めて人々の心に刻み込む厳かなものでしたが、この中で彼女が歌ったのは同じカナダ出身の大御所詩人／ソングライター、レナード・コーエンの「ハレルヤ」。実はこの曲、2004年にリリースされた彼女のカヴァー集『Hymns of the 49th Parallel』に収録されているだけでなく、この数年彼女のライヴのハイライトにもなっています。勿論、現在発売中の彼女のオールタイム・ベスト・アルバム『Recollection』にも収録されています。見逃した方は、是非オリンピックのハイライトで彼女のパフォーマンスをチェックして下さい。さらにはこちらの冬季オリンピックのパフォーマンス・ヴァージョンを収録した『Hallelujah EP』も現在iTunesで発売中です。こちらも是非！