これまで2度グラミー賞の候補となった若手女性R&Bシンガーで、昨年に初の単独来日公演を実現したR&Bクイーン、ケラーニ。

過去にエミネムやカーディ・B、チャンス・ザ・ラッパー、ポスト・マローンから、カルヴィン・ハリス、チャーリー・プース、ゼインまで、数々の人気アーティストとコラボレーションしてきたことでも知られる彼女は今年3月、パートナーでギタリストのジャヴィー・ヤング・ホワイトとの子供を出産。

その妊娠中にレコーディングを行い、まるで繭に包まれたような幻想的な雰囲気で、子供を授かっている自分を満遍なく表現したミックステープ『ホワイル・ウィー・ウェイト』が2月にリリースされ、高い称賛を浴びた。このマスターピース的な同作品が、更なるボーナストラックの付いた国内盤アルバムとしてついに発売となりました。

ボーナストラックを含めた合計10曲が収録されている同ミックステープには、現代における人々の恋愛関係が描かれています。
6lack（ブラック）、タイ・ダラー・サイン、 ドム・ケネディー、ミュージック・ソウルチャイルドなど、今世界で大活躍中の多作なアーティストたちが登場する同作はうっとりとしたR&Bとソウルが絶妙に絡み合い、繊細で落ち着いたフィーリングを放ちます。

オープニングを飾る1曲目「フットステップス」は滑らかでありながらキレのある雰囲気を出し、そのメロウな雰囲気の曲調に溶け込むケラーニの歌声が楽曲を一層引き立てます。6lack（ブラック）がフィーチャリングを手掛けた「RPG」では温かみのない、冷たく悲しげな情感が表現されており、3曲目「ナンヤ」では、叙情的な雰囲気を作り出しつつ速いペースで歌詞を加えアップビートな感じに仕上がっています。

そして、まるでバターを塗ったような歌声に体に響き渡るビートでリスナーを完全に魅了する「ナイツ・ライク・ディス」も収録。この楽曲はiTunesのR&B/Soul Songsチャートで1位にランクインした、4100万回以上のグローバル・ストリーム再生数を獲得している大ヒット曲です。同曲についてファッション・メディア「ELLE」には“10ベスト・ソング・オブ・2019（現在に至るまで）”の1位として選ばれ、Billboardは同曲のミュージック・ビデオについて、「更なるケラーニの代表作が誕生した」と称えました。ボーナス・トラックではこの楽曲の新たな世界を魅せてくれるリミックス・バージョンが収録されています。

恋愛における快楽、愛、喪失を賛美するセンセーショナルに満ちた作品であり、リスナーの心にも満遍なく響き渡らせてくれる『ホワイル・ウィー・ウェイト』国内盤は絶賛発売中！

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