Klaus Tennstedtクラウス・テンシュテット
Discography
Wagner: Opera Scenes and Arias / ワーグナー: オペラ・シーンとアリア【輸入盤】
Wagner: Opera Scenes and Arias / ワーグナー: オペラ・シーンとアリア【輸入盤】
2013.12.10 発売/2564.636542
名ソプラノ、ジェシー・ノーマンのオペラ・デビューは、1969年、ミュンヘン国際コンクール優勝後に契約を結んだベルリン・ドイツ・オペラで歌った『タンホイザー』のエリーザベト役でした。その公演は大成功を収め、批評家は「ロッテ・レーマン以来の偉大な声」と絶賛、彼女のキャリアの華々しいスタートを彩ることとなりました。
ドイツ、フランス、イタリアものから新ウィーン楽派まで幅広いレパートリーを持っていたノーマンですが、ワーグナーはやはり得意としていたようで、『イゾルデの愛の死』は、デイヴィス、カラヤン、テンシュテットの3つの録音で聴くことができます。
中ではこのテンシュテット盤が最もノーマンの声が美しく捉えられており、テンシュテットの包容力あるスケールの大きな指揮のもと、コントロールの効いた見事な声でワーグナーの名アリアを歌い上げています。
この頃のノーマンは、クルト・マズアとの『4つの最後の歌』のLPが1983年にヨーロッパでベストセラーとなり、1984年にはテンシュテットと『ドイツ・レクィエム』を録音、1985年から86年にかけてはショルティと『ローエングリン』を録音、1987年4月にはレヴァインと『ワルキューレ』を録音(ジークリンデ役)、同年8月にはカラヤンとのワーグナーで歌い、そして12月にテンシュテットとこのワーグナーのアリア集を録音といった具合に贅沢な共演者に恵まれ、各方面からの多彩な刺激を受けてその歌唱が非常に立派になっていた時期でもあります。
ドイツ、フランス、イタリアものから新ウィーン楽派まで幅広いレパートリーを持っていたノーマンですが、ワーグナーはやはり得意としていたようで、『イゾルデの愛の死』は、デイヴィス、カラヤン、テンシュテットの3つの録音で聴くことができます。
中ではこのテンシュテット盤が最もノーマンの声が美しく捉えられており、テンシュテットの包容力あるスケールの大きな指揮のもと、コントロールの効いた見事な声でワーグナーの名アリアを歌い上げています。
この頃のノーマンは、クルト・マズアとの『4つの最後の歌』のLPが1983年にヨーロッパでベストセラーとなり、1984年にはテンシュテットと『ドイツ・レクィエム』を録音、1985年から86年にかけてはショルティと『ローエングリン』を録音、1987年4月にはレヴァインと『ワルキューレ』を録音(ジークリンデ役)、同年8月にはカラヤンとのワーグナーで歌い、そして12月にテンシュテットとこのワーグナーのアリア集を録音といった具合に贅沢な共演者に恵まれ、各方面からの多彩な刺激を受けてその歌唱が非常に立派になっていた時期でもあります。
【収録曲】
ワーグナー:
1) 『トリスタンとイゾルデ』~前奏曲と愛の死
2) 『タンホイザー』第2幕~エリーザベトのアリア『貴き殿堂よ、喜んで私はおまえにあいさつを送る』
3) 『タンホイザー』第3幕~エリーザベトの祈り『万能の処女マリア様! わが願いをききたまえ』
4) 『さまよえるオランダ人』第2幕~ゼンタのバラード『ヨホホエ! 帆が血のように赤く』
5) 『神々の黄昏』~ブリュンヒルデの自己犠牲
【演奏】
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
【録音】1987年12月
ワーグナー:
1) 『トリスタンとイゾルデ』~前奏曲と愛の死
2) 『タンホイザー』第2幕~エリーザベトのアリア『貴き殿堂よ、喜んで私はおまえにあいさつを送る』
3) 『タンホイザー』第3幕~エリーザベトの祈り『万能の処女マリア様! わが願いをききたまえ』
4) 『さまよえるオランダ人』第2幕~ゼンタのバラード『ヨホホエ! 帆が血のように赤く』
5) 『神々の黄昏』~ブリュンヒルデの自己犠牲
【演奏】
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
【録音】1987年12月