昨年、芸能生活50周年を迎えた、日本のコメディアン・タレント・俳優・声優であり日本喜劇人協会会長（第10代）でもある小松政夫（74歳）が、その記念となる「小松政夫芸能生活50周年記念公演～いつも心にシャボン玉～」を1月7日（土）に東京・有楽町のよみうりホールよりスタートさせた。
開場前から多くの往年からのファンを始め、比較的若い層のファンが、正月明けの人混みの中、よみうりホールを訪れた。

ジェントル久保田（ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド）のモノローグで小松政夫をVTRで紹介する演出でスタート。
総勢18名を有するビッグ・バンド、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドの楽曲「ハッピカ☆ライト」に合せて小松政夫が登場し、冒頭からジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドとの絶妙なバランスの音楽コントで盛り上げた。

公演中、小松政夫のコミック・ソングをジェントル・フォレスト・シスターズの3名を加えた「小松の親分さん」「栄光のオカマちゃん」から、「しらけ鳥音頭」「電線音頭」「タコフン音頭」などをビッグ・バンドの演奏による特別なアレンジで間髪入れずに披露。
ゲストを交え、小松政夫の歴史をネタにクイズ・コーナーが設けられたり、客演のはなわが、ノンフィクション＆ドキュメンタリーに基づく「小松政夫伝説」と次男の龍之介のヴァージョンをパフォーマンス。
これらの間、コロッケ、伊東四朗、石倉三郎などのお祝いコメントがVTRで紹介され、東京03もサラリーマン・ネタのコントで会場を爆笑させた。

園まりが登場し、小松政夫と昔話に花を咲かせ、まさに50年前に園まりと小松政夫の師匠である植木等がデュエットし、カップリングとしてリメイクされた「あんたなんか」、新曲の「親父の名字で生きてます」、今回の記念公演のテーマ曲で、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドとのコラボとなる「いつも心にシャボン玉」と、同じく芸能生活50周年を記念して昨年10月に発売された「親父の名字で生きてます」収録の3曲を中沢ノブヨシとジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドをバックに歌唱。

エンディングでは、出演者全員によるカーテンコールで、予定を大幅に上回る時間を持って終演した。

まさに、歌あり、コントあり、芝居ありのドタバタエンターテインメントで終始会場を沸かせた。
1月10日には75才を迎える小松政夫の今後の動きにも目が離せない。










日程：2017年1月7日（土）
会場：よみうりホール（東京・有楽町）
出演：小松政夫、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド、中沢ノブヨシ
客演：園まり、はなわ、東京03
構成・演出：オークラ

Photo by 杉田 真

＜小松政夫　芸能生活50周年記念公演～いつも心にシャボン玉～／東京公演以降の日程＞

【福岡公演】

[日時]　2017年 1月9日（月・祝）　昼夜2回公演　13:30 開場 / 14:00開演、 17:00 開場 / 17:30開演
[会場]　ももちパレス
　　　　福岡県福岡市早良区百道二丁目3番15号　TEL：092－851－4511
　　　　地下鉄空港線「藤崎駅」徒歩1分
[客演]　園まり、はなわ、ナイツ、山本華世

【名古屋公演】

[日時]　2017年 1月11日（水）　 17:00 開場 / 18:00開演
[会場］ 日本特殊陶業市民会館　ビレッジホール
　　　　名古屋市中区金山1-5-1　TEL：052-331-2141
　　　　金山駅　徒歩約1分
[客演]　コージー冨田、AMEMIYA、はなわ（追加決定）

【大阪公演】

[日時］ 2017年 1月12日（木）　 17:00 開場 / 18:00開演
[会場]　大阪国際交流センター　大ホール
　　　　大阪市天王寺区上本町8-2-6　TEL： 06-6772-5931
　　　　谷町九丁目駅500m・大阪上本町駅400m
[客演]　園まり、はなわ、東京03、近藤光史（フリーアナウンサー）


[問い合わせ] TBSラジオ イベントダイヤル：03-5570-5151（平日10:00～17:00）　

【CD発売情報】

発売日：2016年10月26日（水）
形　態：1CD
収録曲：
1．親父の名字で生きてます　作詞：相田 毅　作曲：合田道人　編曲：川村英二
2．あんたなんか　　　　　　作詞：安井かずみ　作曲：宮川 泰　編曲：岩崎元是
　　duet with 園まり
　　⇒園まりが植木等とデュエットした楽曲（オリジナル発売：1966年1月5日）の50年ぶりのリメイク
3．いつも心にシャボン玉　　作詞：相田 毅　作曲：ジェントル久保田　編曲：多田尋潔
　　with ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド
　　小松政夫 芸能生活50周年記念公演「いつも心にシャボン玉」テーマ曲
4．5．6．同上各カラオケ
販売予定価格：￥1,800（本体）＋税
商品番号：WPCL-12493
発売会社：株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

【小松政夫 プロフィール】

1942年1月10日生まれ。日本のコメディアン、タレント、俳優、声優、日本喜劇人協会会長（第10代）。植木 等の付き人として芸能界デビュー。当時の人気番組「シャボン玉ホリデー」出演で一躍スターダムに。その後も「ずんずんずんずん、小松の親分さん」「ニントスハッカッカ！ヒジリキホッキョッキョ！」「悪りーね、悪りーね、ワリーネ・デイートリヒ」などなど現代のリズムネタの元祖とも言われるギャグ連発で、時代を席巻する。また、伊東四朗とのコンビでは「電線音頭」「しらけ鳥」「タコフン音頭」などのヒット曲連発。更に、イッセー尾形との二人芝居では、小松のシリアスな一面も脚光を浴び、後の役者としての高評価に繋がった。現在74才、ポール・マッカートニーと同じ歳、男として伸び盛りである。

【小松政夫 ディスコグラフィー】

1．デンセンマンの電線音頭（1976年12月）
　　伊東四朗と共演、テレビ朝日『みごろ！たべごろ！笑いごろ！』テーマ
2．しらけ鳥音頭／哀愁の一丁がみ小唄（1977年11月）
　　テレビ朝日『みごろ！たべごろ！笑いごろ！』テーマ
3．タコフン音頭（1980年11月）
　　テレビ朝日『歌謡ドッキリ大放送』テーマ
4．親父の名字で生きてます（2016年10月）

【園まり プロフィール】

誕生日：1944年4月12日
本名：薗部毬子　出身地：横浜市保土ヶ谷
血液型：A型
趣味：散策　園芸
スポーツ：ウォーキング　
好きな言葉:“投げない・捨てない・諦めない”

1962年、渡辺プロダクションから「鍛冶屋のルンバ」でデビュー。
中尾ミエ、伊東ゆかりと「3人娘」を結成し国民的アイドルに。
囁くように語りかける独特の歌唱で「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何も云わないで」などミリオンセールスを記録。映画化もされ、日活黄金時代のスクリーンでも活躍する。
NHK紅白歌合戦には6年連続出場。マルベル堂・ブロマイド・女性歌手売り上げでは、2年連続1位に。その後ドラマ、CM、バラエティー、舞台とマルチタレントぶりを発揮。
1993年に匿名で歌ったハウス食品「六甲のおいしい水」のCM曲が話題に。1994年から休業。
2003年に本格的な音楽活動を再開し、東京・青山で「園まりリサイタル」を開催。
2006年、デビュー45周年を迎え、25年ぶりとなるソロシングル「2人はパートナー」（原曲：ペ・ヨンジュン主演　韓国ドラマ「初恋」挿入歌）、アルバム「新たなる飛翔（たびだち）－2人はパートナー園まり全曲集」を同時発売。
2007年5月公開・短編オムニバス歌謡映画「歌謡曲だよ人生は」で“逢いたくて逢いたくて”が題材に。（監督・矢口史靖　主演・妻夫木聡）
2008年「いい旅夢気分」「田舎に泊まろう」などの旅番組に相次いで出演し、飾らない気さくな人柄が共感を呼ぶ。2010年名古屋ドーム、長野ウェーブにてシニアフェスタコンサート。
2011年6月、新曲「もう一度逢いたくて」発売。（6月～7月NHKユアソング）現在は全国各地で「3人娘コンサート」ツアーを開催中。
人の心に優しく響き穏やか気持ちにさせてくれる透明感のある歌声、エレガントな雰囲気、豊かな感性、庶民的な魅力で今なお日本を代表する実力派女性シンガーのひとりとして、テレビ、ラジオ、コンサート、ディナーショー、人生体験を交えた“語りでつづるライブ”等、幅広く活躍中。42年ぶりに映画出演「道しるべ」。（2015年6月公開）

【ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド プロフィール】

リーダー＆トロンボーンのジェントル久保田が指揮する、総勢21人からなるビッグ・バンド。2005年結成。踊れるスウィング・ジャズに“今”の要素を盛り込み、新たなエンターテインメントを展開。どこか懐かしくも底抜けに楽しいスウィングを武器に、専門家や愛好家の物になってしまったジャズをもう一度日常に取り戻すべく突き進んでいる。
17名のオーケストラと3人組のヴォーカル、ジェントル・フォレスト・シスターズが繰り出す人力の音圧と笑い溢れるステージは、観る人の鼓動を打ち、ウキウキ心を燃え上がらせる。2016年、二階堂和美との共演アルバム「GOTTA-NI」、サマーソニックへの出演も話題に。