70歳を迎え、3月に最新アルバム「フォーレ＆フランク：ヴァイオリン・ソナタ集他」（WPCS-13759）を発表したばかりのチョン・キョンファ。その新アルバムの楽曲を中心にした曲目による1回のみのリサイタル公演が6月5日に行なわれ、その圧巻の演奏で聴衆を魅了したのは記憶に新しい所。公演終了後の長蛇の列をなしたファンの方からも放映日の問い合わせが多数寄せられていたTV放送が決定しNHKのホームページにて発表されました。NHK　BSプレミアム・チャンネル、「クラシック倶楽部」にて『チョン・キョンファ バイオリン・リサイタル I』として9月7日（金）AM5：00～AM5：55です。詳細は下記をご参照下さい。

http://www4.nhk.or.jp/c-club/x/2018-09-07/10/66006/1894461/


放送は公演の後半部分が中心となり、永年の研鑽と経験の全てを高い芸術性に昇華させた当日の白眉ともいうべき「フランク：ソナタ」、前回の「バッハ・リサイタル」でも感動を生み出した「バッハ：シャコンヌ」、アンコールに相応しくデリケートな演奏で魅了した「ラフマニノフ：ヴォカリーズ」の演奏が予定されています。
10月には、チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニーとの共演でブラームスの協奏曲公演も発表されており、チョン・キョンファの今後にも目が離せません。