Lahav Shaniラハフ・シャニ
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俊英指揮者ラハフ・シャニ、ロッテルダム・フィルとワーナークラシックスが複数年契約締結
2020.10.7
ワーナークラシックスが、ロッテルダム・フィル及び首席指揮者ラハフ・シャニと複数年契約を締結。11月27日(金)に世界発売されるベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(シャニがピアノも演奏)と交響曲第7番が、契約による発売のスタートとなる(録音は2019年10月)。
ラハフ・シャニ(31歳)はオーケストラの創立100周年にあたる2018/19シーズンの当初から、前任のヤニック・ネゼ=セガンを引き継いで首席指揮者に就任、2020年3月には任期が2026年8月まで延長されている。オーケストラへの初登場となった2016年6月の演奏についてオランダの有力紙(NRC Handelsblad)で「一瞬での意気投合(instant chemistry)」と評された。両者のコラボレーションは地元のロッテルダムだけに止まらず、ヨーロッパ、中国、台湾へのツアーを実現させ、新型コロナ感染の影響によりキャンセルとなったものの2020年3月には全米ツアーも計画されていた。
2019年10月にはドイツのバーデン・バーデンを訪れて、新録音と同じベートーヴェンの2曲を演奏、「バッハトラック」(オンライン誌)は「ベートーヴェン記念年の演奏が、ラハフ・シャニとそのオーケストラから聞けたような新鮮で触発的な解釈であるなら、世界中のコンサートホールで退屈は起きないだろう」と評した。
ラハフ・シャニは「まさに最初の出会いの時から、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とは、即座に類例のない繋がりを感じました。それ以来、とても特別な音楽的関係が我々の間で発展してきており、首席指揮者として、録音を通してより広い国際的な聴衆の方々と我々の音楽づくりを共有できることを喜んでいます。国際的なツアーが不可能な時代に、それができることはとりわけ重要ですし、ワーナークラシックスとの複数年の関係にとても興奮しています。」とこの契約を説明する。
シャニはテル・アヴィヴに生まれ、イスラエルとベルリンで、ダニエル・バレンボイムを含むメンター達に教えを受けた。2020/21の音楽シーズンにおけるイスラエル・フィルの音楽監督就任は、50年間にわたるズービン・メータの後を襲うキャリアの始まりともなる。シャニは2017年以来、ウィーン交響楽団の首席客演指揮者でもあり、シュターツカペレ・ベルリンにも定期的に登場、また客演指揮の依頼をウィーン・フィル、ゲヴァントハウス管、バイエルン放送響、ベルリン・フィル(9月26日にデビュー)、ロンドン・フィル、ボストン響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィラデルフィァ管、ブダペスト祝祭管、パリ管、フィルハーモニア管から受け続けている。
【ジョージ・ウィーゲル、ロッテルダム・フィル、MDのコメント】
「数多くのCD発売も一助として、ロッテルダム・フィルは世界的なファン・ベースをここ数十年で築いてきています。我がオーケストラの多くの録音をすでにカタログに持つワーナークラシックスとの協同は我々にとってとても重要なことです。首席指揮者ラハフ・シャニと共に、ジェイムズ・コンロンやヤニック・ネゼ=セガンとの録音に、素晴らしい新たな章を加えたいと思います。」
【アラン・ランスロン、ワーナークラシックス/エラート、プレジデントのコメント】
「ラハフ・シャニとロッテルダム・フィルとの新契約を確立することは、ワーナークラシックスにとってとても大きな意味を持ちます。それは、レーベルとして長きに亘るオーケストラとの共同作業、以前の音楽監督であるジェイムズ・コンロンとヤニック・ネゼ=セガン指揮による傑出した音源をリフレッシュし強化するだけでなく、今日最もカリスマ的な若手指揮者との他者の入り込む余地のない関係性の始まりを記すことになります。ベートーヴェン生誕250年の今年、お祝いの最後を、ラハフ・シャニの飛びぬけた才能が指揮台とピアノの両方から注ぎ込まれた録音をもってすること以上に良い仕方があるでしょうか。さらに多くのことが期待されます。」
【新契約第1作アルバム詳細】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
交響曲第7番
ラハフ・シャニ(*ピアノと指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(録音:2019年10月、ロッテルダム)
世界発売日:2020年11月27日
CD:9029.517768(輸入盤) スタンダード/ハイレゾ・デジタル配信あり
【ラハフ・シャニ参加の既発アルバム】
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「偉大な芸術家の想い出」
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番 ヘ短調 Op.65
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、キアン・ソルターニ(チェロ)、ラハフ・シャニ(ピアノ)
CD:9029.552541(輸入盤) スタンダード/ハイレゾ・デジタル配信中
ラハフ・シャニ(31歳)はオーケストラの創立100周年にあたる2018/19シーズンの当初から、前任のヤニック・ネゼ=セガンを引き継いで首席指揮者に就任、2020年3月には任期が2026年8月まで延長されている。オーケストラへの初登場となった2016年6月の演奏についてオランダの有力紙(NRC Handelsblad)で「一瞬での意気投合(instant chemistry)」と評された。両者のコラボレーションは地元のロッテルダムだけに止まらず、ヨーロッパ、中国、台湾へのツアーを実現させ、新型コロナ感染の影響によりキャンセルとなったものの2020年3月には全米ツアーも計画されていた。
2019年10月にはドイツのバーデン・バーデンを訪れて、新録音と同じベートーヴェンの2曲を演奏、「バッハトラック」(オンライン誌)は「ベートーヴェン記念年の演奏が、ラハフ・シャニとそのオーケストラから聞けたような新鮮で触発的な解釈であるなら、世界中のコンサートホールで退屈は起きないだろう」と評した。
ラハフ・シャニは「まさに最初の出会いの時から、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とは、即座に類例のない繋がりを感じました。それ以来、とても特別な音楽的関係が我々の間で発展してきており、首席指揮者として、録音を通してより広い国際的な聴衆の方々と我々の音楽づくりを共有できることを喜んでいます。国際的なツアーが不可能な時代に、それができることはとりわけ重要ですし、ワーナークラシックスとの複数年の関係にとても興奮しています。」とこの契約を説明する。
シャニはテル・アヴィヴに生まれ、イスラエルとベルリンで、ダニエル・バレンボイムを含むメンター達に教えを受けた。2020/21の音楽シーズンにおけるイスラエル・フィルの音楽監督就任は、50年間にわたるズービン・メータの後を襲うキャリアの始まりともなる。シャニは2017年以来、ウィーン交響楽団の首席客演指揮者でもあり、シュターツカペレ・ベルリンにも定期的に登場、また客演指揮の依頼をウィーン・フィル、ゲヴァントハウス管、バイエルン放送響、ベルリン・フィル(9月26日にデビュー)、ロンドン・フィル、ボストン響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィラデルフィァ管、ブダペスト祝祭管、パリ管、フィルハーモニア管から受け続けている。
【ジョージ・ウィーゲル、ロッテルダム・フィル、MDのコメント】
「数多くのCD発売も一助として、ロッテルダム・フィルは世界的なファン・ベースをここ数十年で築いてきています。我がオーケストラの多くの録音をすでにカタログに持つワーナークラシックスとの協同は我々にとってとても重要なことです。首席指揮者ラハフ・シャニと共に、ジェイムズ・コンロンやヤニック・ネゼ=セガンとの録音に、素晴らしい新たな章を加えたいと思います。」
【アラン・ランスロン、ワーナークラシックス/エラート、プレジデントのコメント】
「ラハフ・シャニとロッテルダム・フィルとの新契約を確立することは、ワーナークラシックスにとってとても大きな意味を持ちます。それは、レーベルとして長きに亘るオーケストラとの共同作業、以前の音楽監督であるジェイムズ・コンロンとヤニック・ネゼ=セガン指揮による傑出した音源をリフレッシュし強化するだけでなく、今日最もカリスマ的な若手指揮者との他者の入り込む余地のない関係性の始まりを記すことになります。ベートーヴェン生誕250年の今年、お祝いの最後を、ラハフ・シャニの飛びぬけた才能が指揮台とピアノの両方から注ぎ込まれた録音をもってすること以上に良い仕方があるでしょうか。さらに多くのことが期待されます。」
【新契約第1作アルバム詳細】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番*
交響曲第7番
ラハフ・シャニ(*ピアノと指揮)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
(録音:2019年10月、ロッテルダム)
世界発売日:2020年11月27日
CD:9029.517768(輸入盤) スタンダード/ハイレゾ・デジタル配信あり
【ラハフ・シャニ参加の既発アルバム】
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「偉大な芸術家の想い出」
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番 ヘ短調 Op.65
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、キアン・ソルターニ(チェロ)、ラハフ・シャニ(ピアノ)
CD:9029.552541(輸入盤) スタンダード/ハイレゾ・デジタル配信中