Larrikin Loveラリキン・ラヴ

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フロント・マン、エドワード・ラリキンの数奇な半生をたどるデビュー・アルバム。

2007.2.14

2/28にアルバム『ザ・フリーダム・スパーク』でデビューを飾るラリキン・ラヴ。
このバンドの魅力は、フロント・マン、エドワード・ラリキンのカリスマ性が多くを握っているといえるでしょう。
アルチュール・ランボーとシェイン・マガウアン(ザ・ポーグスのヴォーカル)の情熱的な信望者を自認する彼は、ウエストロンドンの決して裕福とはいえない家庭に育ちました。夫と離婚し「だめんず」ばかりを家に連れて帰る母親にかわり、6歳のころから一家の主として妹の面倒を見るなどしていた彼は、16歳のときに母親が新しい男とロンドンを離れたのを機に、一人暮らしを始めました。
そうした生活の中で、さまざまな転機が訪れるたびに残してきた曲の数々が、このアルバムには収められています。アルバムは、3つのパートに分かれており、成長期に伴う不安を歌ったパート1の“Hate"、思春期の思い出を基に書いた「アット・ザ・フィート・オブ・レ」1曲のみのパート“Fairytale"、そして彼の子供時代の純粋さを思い起こさせる内容で、自由を表現しているという“Freedom"の3つとなっており、エドワードのパーソナルで内省的な作品でありながらも、パワーと力強さをもった傑作となっているのです。

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