先週、アルバム『フリーダム・スパーク』で日本デビューを飾った、ラリキン・ラヴ。今月末に初来日公演を迎えます。
シンガーでメイン・ソングライターのエドワード・ラリキンはとりわけこの日を待ちわびているはず。というのも、彼は現在のイギリスにあまり魅力を感じていないというのです。先日発売となった彼らのデビュー・アルバム「ザ・フリーダム・スパーク」に収録の「ダウニング・ストリート・キンドリング」で、“イギリスが僕に提供してくれるものは何もない"と歌っていますが、これは彼の祖国イギリスに対する不満を反映しているのです。「イギリスに文化がないとか言ってるわけじゃないんだ。文化はしっかりあると思う。でも、それがあまりにもアイデンティティがないっていうか、ここの文化には哀れみもなければ、愛情もないような気がするんだ。僕が惹き付けられるような、しかもイギリス文化独特のものって何もないんだよ。でも他の国ではそこの文化にどっぷり浸かることが出来る。僕はここよりも、外国にいる時の方が凄く幸せを感じるんだよ」というわけで、彼にとってその“外国"である日本を満喫して、たっぷり幸せを感じてもらいたいものですね。

◆来日公演決定!!(問)SMASH 03-3444-6751
3/27(火)大阪Shangri-la 　3/28(水)東京代官山UNIT