Larry Carltonラリー・カールトン
Profile
1948年カリフォルニア州生まれ。幼少の頃よりギターを始め、B.B.キングやウェス・モ ンゴメリー、ジョン・コルトレーン等に影響を受ける。1968年に初ソロ作『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』(UNIT)を発表し、その後クルセイダーズに加入。13枚のアルバム・レコーディングに参加する一方、セッション・ミュージシャンとしてスティーリー・ダン、ジョニ・ミッチェル、クインシー・ジョーンズ、ジョン・レノンといった蒼々たるアーティストたちと様々なかたちで共演。トレードマークともいわれるナチュラル・ディストレーション・サウンドとジャズ、ポップ、ロック、ブルース等、あらゆるジャンルを吸収した音楽性が高い評価を得る。77年にクルセイダーズを脱退し本格的なソロ・キャリアをスタート。78年発表の名作『夜の彷徨』(WB)を皮切りに次々と傑作アルバムを連打し、一躍当時盛り上がりつつあったフュージョン・シーンのトップ・ギタリストに上り詰める。85年にはワーナーブラザースからMCAへレーベル移籍。ここでも『アローン/バット・ネヴァー・アローン』他、ヒット・アルバムを生みだすが、88年4月に自宅前で暴漢に射撃されるというアクシデントに見舞われる。一時は命さえも危ぶまれたが、89年にアルバム『オン・ソリッド・グラウンド』で奇跡の復活を遂げる。96年のアルバム『ザ・ギフト』(GRP)を経て、98年にはスーパーグループ、フォープレイにリー・リトナーに替わり正式ギタリストとして参加。そして2000年、フォープレイも所属する古巣のレーベル=ワーナーブラザースへ移籍し、同年復帰第1作目の『フィンガープリンツ』を発表、今日に至る。