2005年に久々の来日公演を行い、その衰えぬパワフルなパフォーマンスでロック・ファンを魅了したレオン・ラッセル。これは、数々のパフォーマンス映像やスタジオ・ライヴ、レコーディング映像からの代表曲の数々と、曲間で語られるナレーションで彼のキャリアを綴った作品です。

●現在もなお健在のレオン・ラッセルですが、彼のキャリアは50年にも及ぶものです。彼は、業界では伝説となるほど究極のミュージシャンであり、音楽シーンを象徴するアーティストたちとも共演してきました。
　このDVDは、そんなレオン・ラッセルの足跡をたどるもので、レア映像も含む壮観なプログラムとなっています。DVDの制作チームはナッシュヴィルにあるレオンの自宅に招かれ、長い間保管されたままになっていた膨大な映像素材を調査しました。そこには、テレビ・ショー、ライヴ・パフォーマンス、スタジオ映像、他のミュージシャンやプロデューサーとのコラボレーション映像など、さまざまなものがありました。
　映像はレアかつ未発表、もちろんこれまでに見たこともないものです。
　レオン・ラッセルは、フィル・スペクター、デラニー＆ボニー、ビーチ・ボーイズ、ローリング・ストーンズ、ジョー・コッカーのマッド・ドッグス＆イングリッシュメンとの演奏が有名ですが、シェルター・レコードの創設者のひとりでもありました。
　アメリカでの突出したスター振りから比べると、国によっては彼の知名度は劣ることもあるでしょう。しかし、「ソング・フォー・ユー」、ジョー・コッカーの「デルタ・レディ」、カーペンターズの「スーパースター」、ジョージ・ベンソンの「マスカレード」、バーブラ・ストライサンドが『スター誕生』のサウンドトラックで歌った「愛に迷って」など、レオン・ラッセルは数々のヒット曲の作者でもあるのです。
　これまでに挙げた以外でも、レオン・ラッセルは、フランク・シナトラ、ボビー・“ボリス”・ピケット、ウィリー・ネルソン、ボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、エドガー・ウィンター、アイク＆ティナ・ターナーなど、時代を代表するアーティストやプロデューサーと共演したり、楽曲を提供してきています。
　2001年夏にナッシュヴィルのスタジオで収録されたライヴ・テイクを含むこの作品は、彼のキャリアを通じてのソングライターとパフォーマーとしての側面にスポットをあてたものです。

収録時間：95分
ディスクフォーマット： 片面2層／リージョンコード：2／カラー[NTSC]
本編音声：ドルビー・デジタル／ステレオ＆5.1ch サラウンド、.DTS／5.1ch サラウンド
字幕：1英語 2日本語